1,750馬力発揮のSSC「トゥアタラ(Tuatara)」のショートムービーが公開。初期ロットモデルは年内納車予定だ!【動画有】

2020-05-27

幻のスーパーカーが市販化に向けてラストスパート

アメリカ・ワシントン州を拠点とするスーパーカー・メーカのシェルビー・スーパーカーズ(SSC north america)の「トゥアタラ(Tuatara)」に関するショートムービーがいよいよ公開されました。

「トゥアタラ」は、過去何年間も開発が中断されてきた幻のモデルでもあったため、今回このモデルがようやく市販車両として顧客に納車されることはちょっと感慨深いものがあるかもしれません。
またSSCは、世界限定100台販売するこのモデルの生産ラインをすでに準備できており、詳細は明らかにしていないものの今年末までには最初のオーナーに第一号車が納車される予定となっています。


改めて「トゥアタラ」は現実離れした究極のスーパースポーツカー

もともと2011年にコンセプトモデルとして発表された「トゥアタラ」は、長年に渡って様々な改良が施されており、最終的なデザインは2018年のペブルビーチ・コンコールソ・デレガンツァにて世界初公開されました。
このときに「トゥアタラ」の最大の目標としては、最高時速483km/hにまで到達することで、最大のライバルであるケーニグセグ「アゲーラRS」の446.97km/hを超えるように様々な改良が施されています。

パワートレインは、フレックス燃料を用いた排気量5.9L フラットプレーンクランク型のV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、これによりレッドラインは8,800rpmまで回転することができ、エンジン出力は91オクタン燃料によって1,350ps、E85を使用すれば1,750ps以上を発揮します。
なお、パフォーマンス性としては0-100km/hの加速時間が2.5秒、ゼロヨン加速時間は僅か9.75秒と、とんでもないスペックを持ちます。

車体重量はガソリンを給油しない状態にて1,247kgを実現し、抗力係数は僅か0.279と非常に低く、空気力学的にも最適化された滑らかなボディを持ちます。
その軽量化を実現するために、SSCはボディとシャシーだけでなく、カーボンファイバにて作られたワンピースホイールを採用。このホイールは20インチをセットし、フロント245/35、リヤ345/25のミシュラン製パイロットスポーツカップタイヤを装着します。

車体サイズについては、全長4,420mm×全幅2,000mm×全高1,100mm、ホイールベース2,670mmと、まさしくニュージーランド産のトカゲ「トゥアタラ」の名にふさわしいロング感を持っています。

【Tuatara | Hills, Turns & Curves】

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Reference:motor1.com