TechArtがヤバいの出した!ポルシェ「911ターボS」ベースでフォージドカーボン満載&770馬力&0-100km/h加速2.5秒をクリアする「GTstreet RS」を発表

2020-05-27

TechArtが明らかにヤバ過ぎるヤツを生み出したぞ!

過激チューナでお馴染みのTechArt(テックアート)が以前、「GTstreet RS」と名付けられた謎のカスタムチューニングモデルのティーザー画像を公開していましたが、早速そのカスタムモデルがアンヴェール。
何とそのモデルは「911(991.2)Turbo S」をベースにしたとんでもなくヤバい個体で、世界限定10台のみ販売されるとのこと。


パワーは770馬力発揮、0-100km/h加速はブガッティ「シロン」並

TechArtの説明によれば、今回の開発モデルには可変ジオメトリターボチャージャー搭載した排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを採用することで、最高出力770ps/最大トルク920Nmを発揮するとんでもないパワーを持ち合わせているとのこと。
更にこれだけのパワーを得たことにより、パフォーマンス面も大幅に向上しているとのことで、具体的には0-100km/hの加速時間が2.5秒とブガッティ「シロン」並みの加速力を持ち、0-200km/hの加速時間が8.1秒、そして最高時速は340km/hにまで到達することがわかっています。

TechArt AutomobildesignテクニカルCEOであるSteven Ratz氏のコメントでは、「高速テストの現場においては、特別に認定されたスポーツタイヤを装着している。これは最新モデルとなるGTstreet RSパフォーマンスを発揮するために作られたもので、360km/hにまで耐えることができる」とのこと。

外観はとにかく”ヤバい”としか言えないフォージドカーボンを採用

また今回のモデルでは、パワー面だけでなく外観も相当にクレイジーに仕上げられていて、例えば抗力係数を一切変化させることなく、ダウンフォースを強化させた超軽量カーボンこと”Forged Design Carbonボディキット”を採用しています。

見て頂くとわかるかと思いますが、ダクト部分やフェンダー部分、更にはフロントフードにフォージドカーボンを採用することで軽量化を実現しています。

足元のホイールリムにもちゃっかりとフォージドカーボンが採用されていますが、一部にはRSのデザインが入ったトリムも追加されていますね。このセンスは中々だ…
このセンターロックホイールは、TechArt製の鍛造フォーミュラIVレースデザインの特別バージョンを採用しているとのこと。

リヤスポイラーは、最大15度まで変化するとのことで、最適なダウンフォースを加えることで走行性能を大きく向上させているのだとか。
その他に、リヤ&リヤサイドウィンドウに軽量Corning Gorillaガラス、カーボンファイバ製リヤディフューザー、センター4本出しとなるチタン製クワッドエキゾーストテールパイプも装備。

インテリアもチェックしていきましょう。
既にこの時点で”何かヤバそう”な雰囲気を醸し出していますね。

インテリアについては、アルカンターラやレザーをふんだんに使用し、ドアパネルとシートには本革を、その他のフロアマットやダッシュボード、センタートンネル、センタ―コンソール、サンバイザー、ドアピラー、そしてルーフライニングにアルカンターラを採用しています。
なお、このモデルは3月より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2019にて世界デビューする予定です。

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Reference:CARSCOOPS