イタルデザイン(Italdesign)の最新クーペは「ダヴィンチ・コンセプト(DaVinci Concept)」。何とガルウィングドア採用、リヤテールはアストンマーティン「ヴァンキッシュ・ザガート」風

2020-05-27

遂にイタルデザインの最新コンセプトクーペが公開

3月5日より開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、イタルデザイン(Italdesign)の最新ラグジュアリー・2ドアクーペ・コンセプト「ダヴィンチ・コンセプト(DaVinci Concept)」が世界初公開されます。
今回は先行にてオンライン公開されていますが、これまでイタルデザインが発表してきたスタイリッシュでスポーティなアグレッシブクーペから一転して、いきなりラグジュアリー志向のクルマを発表してくるというのは非常に驚き。

名称も何ともインパクトのある「ダヴィンチ」と名付けられ、滑らかで現代的なスタイリングを特徴としながらもエレガントなクーペとなり、フロントデザインは少しアグレッシブであり、柔らかなボディラインと美しい流線形との組み合わせにより、まるでアストンマーティンをイメージさせるような紳士的なモデルといえそうです。


何とドア開閉はガルウィング・ドアを採用!

リヤデザインにも目を向けていくと、やっぱりシンプルなパーツ(リヤバンパーやリヤディフューザー)類が装備されていますが、リヤテールランプのデザインは若干アストンマーティン「ヴァンキッシュ・ザガート」をイメージさせるようなデザインにも見えますね。

そしてこのモデルの最も特徴的なポイントといえばドア開閉ですね。
横開きではなく、メルセデスベンツ「SLS」やパガーニ「ウアイラ」と同じガルウィングドアを採用し、中は2+2シータの4人乗りという実用性に富んだ一台となっています。

サイドからみたスタイリングはこんな感じ。
こうしてみると、とてもガルウィングドアを採用している個体には見えませんが、非常に美しいボディラインを表現しています。
メルセデスベンツベンツやアストンマーティンにあるような上品でエレガンスな2ドアクーペといった印象です。

インテリアを見ていきましょう。
ステアリングはフラットボトム式のスポーティタイプを採用し、メータ類はデジタルインストルメントクラスターを採用しています。
そしてその周りにはメタルクローム製のトリムを採用したエアコンの吹き出し口など、あらゆるところを見てみると高級感が演出されていることがわかります。

その他、フローティングセンターコンソールには縦長のタブレットタイプとなるタッチパネルが装備され、シートの調整やエアコンなども容易に操作することが可能となります。

なお、今回のコンセプトモデルは、内燃機関モデルではなくハイブリッドエンジンを採用。
具体的には、排気量4.0L V型8気筒エンジン+電気モータ(フロント及びリヤアクスル)を搭載し、更に床下バッテリパックを組付けることでハイパワーな出力を発揮することが可能となります。
駆動方式は四輪駆動(AWD)のみで、トランスミッション等は不明、パフォーマンス面も一切開示されていませんが、これらについては当日のジュネーブモーターショー2019にて発表されると思います。

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Reference:CARSCOOPS