生産終了したポルシェ911GT2RSを運ぶ貨物船が水没する大参事に。しかしポルシェは水没した分を追加生産することを決意

2021-05-31

貴重な911GT2RSが納車できないハプニングに

ポルシェが世界限定1,000台のみ販売したハイパフォーマンスモデル911GT2RS。

この個体の生産は、2019年2月に全1,000台の生産をようやく完了させたばかりで、同年3月12日ブラジルの顧客へと納車するために貨物船を用いて輸送していたところ、事故によって水没してしまうという大問題が発生した模様。


沈没したから納車できない。限定車だろうと絶対にあきらめないのがポルシェ

今回問題となっている貨物船は、Grande Americaと呼ばれるもので、4台の911GT2RSや、718ケイマン/ボクスター/カイエン等のモデルを含む、約2,000台もの車両が入っており、その中にはアウディA3/A5/Q7/RS4/RS5といったモデルも輸送されていたのですが、3月12日にフランスの海岸沖にて沈没していたことが判明。

この事故をもって、ポルシェはブラジルのオーナーに対して手紙を送付したのですが、その一部が以下の通り。

「2019年3月12日に車両を輸送していた貨物船が沈没したため、残念ながら911GT2RSを納入することができません。」

と記載されていました。

911GT2RSは、世界限定1,000台しか生産されない貴重なモデルとなり、その必要となるパーツ類は全て使用してしまっているのですが、ここで神対応を魅せるのがポルシェ。

何と、ポルシェが正式にこのモデルの生産を再開することを決意し、納車予定時期は異例ともいえる2021年4月と発表。

詳細については最寄りのポルシェセンターにて問い合わせるように指示していますが、やはりポルシェとしても特別なモデルを特別な顧客へと納車させるという強い義務と、乗ることの楽しさを味わってほしいという想いから、再生産するという強い想いが伝わったのだと思われます。

現時点で入手されている情報はここまでですが、今後新たな情報が入り次第更新して行こうと思います。

愛媛県にて発生した貨物船の衝突事故で、ポルシェ300台やメルセデス、BMWが全て沈没

そしてこれも衝撃的な話ではありますが、2021年5月28日に愛媛県今治市沖の瀬戸内海で外国籍のケミカル船と日本の貨物船が衝突するという大事故が発生しました。

この事故により、マーシャル諸島船籍のケミカル船・ウルサンパイオニア(2,696トン)と、日本の貨物船・白虎(11,454トン)がダメージを受け、白虎が転覆・沈没したとのこと。

このとき、ポルシェ300台(修理などで日本へと戻るはずだった車両も有り)やメルセデスベンツ、BMWなどの大量の車両が沈没するという事態にまで発展しているそうです。

【瀬戸内海で外国船と日本の貨物船が衝突 3人不明(2021年5月28日)】

☆★☆911GT2RS関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS