「マクラーレン・セナGTR」が遂にグッドウッドイベントのサーキットにてデビュー。ドライバを務めるのはブルーノ・セナ【動画有】
~豪華モデルたちを従えて「マクラーレン・セナGTR」がデビュー~
マクラーレンが世界限定75台のみ販売した究極のレーシングモデル「マクラーレン・セナGTR(Mclaren Senna GTR)」が、4月6日に開催の第77回グッドウッド・メンバーズミーティング2019にて世界初公開されました。
今回、このモデルをサーキット場にてパレードランする際にドライバを務めたのが、今は亡きレジェンドドライバであるアイルトン・セナの姉であるビビアーニ・セナの長男であるブルーノ・セナ氏(アイルトンの甥にあたる)。
今回のパレードランでは、「マクラーレン・セナGTR」を筆頭に、「P1 GTR/マクラーレン・セナ/F1 XP5」といったマクラーレンのトップモデルを従えての豪華なパレードランとなっています。
~改めて「マクラーレン・セナGTR」のスペックをチェック~
「マクラーレン・セナGTR」のパワートレインは、「マクラーレン・セナ/720S」と共通の排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、特別なチューニングを施すことで最高出力825ps(公道仕様比+25ps)/最大トルク800Nmを発揮。
車体重量は1,188kgと公道仕様モデルよりも10kg軽量化(ガラスを全てプラスチックに変更)され、パワーウェイトレシオは1.44kg/psと優秀なスペックを誇ります。
エアロアジェンダについては、「マクラーレン・セナ」同様に1,000kgのダウンフォースを発生しますが、マックススピードよりも15%低い値でのスペックとなり、更にサスペンションはGT3レーシングから引継がれています。
上記にもある通り、生産台数は僅か75台となっていて、車両本体価格は約1.9億円~、初期ロット出荷は2019年9月を予定しています。
今のところこのモデルを用いてのニュルブルクリンクサーキットでのラップタイムチャレンジの予定はありませんが、ポルシェ「911GT2RS」やランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」の記録を塗り替えるだけのスペックは十分に持ち合わせているので、期待できる結果となるでしょうね。
【McLaren Senna GTR makes world debut at 77MM】