これは知っておきたい。5時間以下の睡眠は飲酒運転に匹敵するほどに危険であることが判明

2020-05-27

アメリカの自動車協会AAAの調査によりますと、睡眠時間が5時間以下の場合、飲酒運転に匹敵するほどに極めて危険であることがわかりました(autoblog参照)。
要は睡眠時間が短ければ短いほどにその危険は非常に高く、例えば3時間の睡眠時間であれば事故のリスクは4倍に上がってしまうとのこと。


なお、問題の飲酒運転は交通事故死亡者の3分の1に該当するとのことですが、この飲酒運転が睡眠時間5時間以下に相当するもので、一方では居眠り運転や睡眠不足による不注意運転も交通事故原因の7割以上を占めているとのこと。

私の場合、一日の平均睡眠時間は3時間以下なのですが、もろに事故リスクを上げており、更には運転する時間も非常に長いため、ある意味交通事故に遭いやすいタイプなのだとも実感。
今一度自分自身の生活リズムと睡眠時間を改める必要性があると感じますし、交通事故を起こさないためにも、自分自身の体を労わってあげることが大事なのだと教えられた内容でもありますね。

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最近では、交通事故件数が減少するなかで、運転中にスマートフォンを見て操作しながら運転する「ながらスマホ」が急増し、これによる交通(死亡)事故が多発。
数字で見ていくと、平成28年の年間交通事故件数は約47万5,000件と平成23年の約65万6,000件に比べて28%減少しているにも関わらず、「ながらスマホ」は平成28年の事故件数が1,999件に対し、平成23年は1,280件と約1.6倍にまで上昇しています。
ながらスマホによる交通事故というのは、交通事故を引き起こす危険性が異常に高く、飲酒運転による事故比率とほとんど大差ないほどに、自身の危険察知能力を低くすることとなります。
今回は、そんな危険性が潜む「ながらスマホ(携帯)」による交通死亡事故を表した交通安全CMが海外にて公開されていたためご紹介。

この動画では、コンパクトカーに乗る女性3人組が和気あいあいとドライブを楽しんでいるわけですが、ドライバの女性は携帯メールを打ち込みながら運転。
しかし、自身のクルマが少しずつ中央分離帯に近づき、跨りながら反対車線から迫りくる自動車の存在に気づきません。
ドライバが「ながら運転」しているにも関わらず、2人の女性は全く気にもとめずに話に夢中になります。

気が付けば彼女ら3人を乗せた車は中央車線を完全に乗り越え、そのまま反対車線のクルマへと対向衝突することに。
この衝突により3人の女性は勢いよく体を打ち付けられ、頭部を損傷、顔の表面が傷だらけになります。

しかし、これだけは終わらず、衝突した車に対して後続車もブレーキが間に合わず、3人組の彼女達の乗る車にとどめのクラッシュ。
これにより助手席と後席に乗る女性が死亡するという残酷なまでの交通事故CMとなっています。

ほんの数秒前までは楽しくやりとりをしていた女性3人組が、たった一つの過ちにより人生を180度変えてしまい、更には人を死に追い込むほどの悲惨な流れへと切り替わります。
改めて、自動車という鉄の塊の恐怖を知るきっかけにもなる動画ですが、今一度「ながら運転」「スマホ運転」をすることの恐怖を知る重要な動画であるとともに、こうした日本では放送できないようなものほど、世界の人々に知ってもらうべき大事な動画でもあると考える内容となっています。

【交通安全CM】

以下は「ながら運転」により、大事故を引き起こした後の続編となる長編動画となっています。

【携帯に夢中になってしまったが為の交通事故】