ポルシェ・新型EV「タイカン(Taycan)」がまたまたニュルブルクリンクに登場。足回りのサスペンションは「パナメーラ」以上にスポーティ、何とフォーミュラEのようなギアボックスも搭載に?

2020-05-27

~2019年末の発表に向けて「タイカン」の開発も終盤に~

開発車両としては既に何度も目撃されているポルシェのオールEVモデル「タイカン(Taycan)」ですが、今度はドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにてその姿がほぼ偽装無しの状態にて目撃されています。

既にハイパフォーマンスEVモデルとして市場を独占しているテスラ「モデルS」の競合モデルとなるであろうポルシェ「タイカン」ですが、そのパフォーマンスは相当に高いとして、ラインナップモデルである「パナメーラ」のサスペンションよりも更にハードに設定されているようで、EVモデルとは思えないようなスポーティな走りを提供するとのこと。


~EVの「タイカン」にギアボックスが搭載されるとの噂も?~

もちろん、ただ単純にハードな足回りとなるだけでなく、アダプティブサスペンションと四輪駆動システムを採用することで安定した走りを追求し、実用面においてもロングドライブを十分に可能としているとのこと(イメージ的にはグランドツアラーっぽい感じ)。

その他においても、フォーミュラEモデルと同じように2速ギアをイメージしたギアボックスを搭載するとの情報も入ってきていて、安定性に加えてクレイジー且つEV特有のトルクフルな走りを実現するために、高速走行時においては意図的に変速を与えることが可能だそうですが、本当にこのユニットが搭載されるのかまでは明らかにされていません。

こちらは間近でキャッチされた「タイカン」のフロントフェイス。
コンセプトモデル「ミッションE」に非常に近いデザイン性を持ちながらも、フロントアンダーバンパーには大口のエアインテークを装備。
内燃機関を搭載としないモデルにエアインテークが必要かと言われると不要ですが、もしかするとダミーパーツの可能性がありますね。

それ以外のスペックについては、以前の記事でもお伝え済みなので敢えて記載致しませんが、既に全世界において約2万人からの先行受注が入っているため、間違いなくEV市場を盛り上げる一台になることでしょう。

今後EVモデルの普及は加速していくかと思いますが、ポルシェのように高いレベルでのハイテク技術に加えてパフォーマンス性と安定性を兼ね備えたモデルはそう簡単には登場してこないんじゃないのか?と考えたりもします。

【2019 PORSCHE TAYCAN SPIED TESTING AT THE NÜRBURGRING】

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Reference:autoevolution