何コレカッコいい!韓国・起亜(KIA)・新型「スティンガーGT」をベースにした428馬力発揮のレーシングモデル「スティンガーGT420トラック・デイ・モンスター」を世界初公開!

2020-05-27

~かなり過激でクールなコリアンレーシングカーが登場!~

韓国の自動車メーカでお馴染み起亜(KIA)が、若干BMWのキドニーグリルを模した4ドアスポーツセダン「スティンガーGT」を発売しましたが、このモデルをベースに起亜モータースUKが開発したレーシングモデル「スティンガーGT420トラック・デイ・モンスター(KIA Stinger GT420 Track Day Monster)」が世界初公開されました。


~CEUリマッピングにより出力トルク共に向上~

今回公開された個体は、ベースとなる「スティンガーGT」の排気量3.3L V型6気筒ツインターボエンジンはそのままに、ECUセットアップにより最高出力370ps→428ps/最大トルク510Nm→560Nmへと大きく向上。

外観や仕様については、ドイツ・リュッセルスハイムにあるヒュンダイモーター・ヨーロッパテクニカルセンターのサポートを受け、エンジンの改造はもちろんのこと、HKS M45ilスパークプラグ、K&Nスポーツエアフィルタ、そして触媒を排除した軽量Milltek Sportクワッドエグジットエキゾーストシステムを採用しているため、そのサウンドは完全なるレーシング仕様に。

~BMW感はあるが外観はかなりスパルタンでアグレッシブに~

そして外観については、Stillenフロントスプリッターやリヤディフューザー、Air Design製リヤスポイラー、そして特殊なラッピングデザインにより純正よりも更にアグレッシブ化して非常にカッコよく仕上がっていますね。

トランスミッションについては、車両の過熱を防ぐために4列クーラーの代わり6列クーラーへと改善され、さらにギアボックスソフトウェアはスポーツ/スポーツ+のモード変換により速いシフト変更を可能にしています。

~車内はとにかく排除しまくって150kgの軽量化に貢献~

インテリアについては、従来「スティンガーGT」からレーシング仕様へと変更するために、シートベルトやエアバッグ、サウンドシステム、リヤウィンドウ調整用の電動モータ等を全て排除することで軽量化に貢献。

更にはエンジンカバーやアンダーカバー、パーキングセンサ、ブーツダンパー、ボンネットダンパー、リヤバンパービーム、フォームも全てレーシング用に変更もしくは排除されています。

なおインテリアの追加項目としては、スチールパネルの交換やロールケージ、Sparcoレーシングシート、専用ベルト、消火器が追加されていますが、それでも約150kgの軽量化に貢献しています。

足周りについては、トラック性能を向上させるために起亜UKもしくはEibach Proローリングスプリングとアンチロールバー、OZ Racing Leggeraホイール&ピレリ・トロフェオRタイヤ(フロント235/35 R19、リヤ265/30 R19)、そしてブレンボブレーキを装着しています。

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Reference:CARSCOOPS