【一体何があった?】フォルクスワーゲンの次世代モデル「ポロ」に専用プラットフォーム”MQB A0 IN”採用で全長4,000mm未満へ

2020-05-27

~インド市場では諸々の理由により全く新しい”インド市場に適した”プラットフォームを採用する次世代「ポロ」が登場する~

フォルクスワーゲンの主要コンパクトハッチバックモデルで6代目となる「ポロ(Volkswagen Polo)」。
MQBプラットフォームを搭載する現行「ポロ」ですが、どうやらインド市場にて今後販売される次世代「ポロ」には、全く新しいプラットフォームが採用されることがわかりました。


~全長4,000mmを超えてしまうと税制上不利になることも~

インド市場においては、日本市場にて販売されている6代目の現行「ポロ」が進出することなく、前世代モデルが導入されたままとなっていましたが、フォルクスワーゲン・インディアのディレクターであるSteffen Knapp氏によれば「インド市場にて販売される次なるモデルは、MQBプラットフォームを搭載したものではなく、インド市場での規格にマッチしたMQB A0 INプラットフォームを採用する方向で進めている」とコメントしています。

なぜこのようなことを検討しているかというと、現行「ポロ」の全長は4,053mmとコンパクトながらも、インド市場では全長4,000mmを超えてしまうと税制上非常に不利になってしまうとのことで、これを満足するためには、前世代「ポロ」同様に4,000mm未満の設計が可能なMQB A0 INプラットフォームを採用するとのことです。

ちなみにインド市場にて全長4,000mmを超えてしまうと、車両物品税が+22%高くなり、しかし4,000mm未満になると10%に軽減されるため、物品税の安いモデルが多く販売されています。

なお、このプラットフォームを採用することで、サイズ感としては非常にコンパクトになるだけでなく、トランクスペースも280L→351Lへとアップし実用性を向上させるとのこと。

気になるパワートレインについてですが、インド市場に合わせた、排気量1.0L MPIガソリンエンジンと排気量1.2L TSIガソリンエンジン、そして排気量1.5L TDIディーゼルエンジンの3種類がラインナップされる予定となっています。

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Reference:caradnbike