フルモデルチェンジ版・トヨタ新型「(300系)ランドクルーザー」は2020年秋頃に発売との報道。外観のデザインやV6ハイブリッドの仕様についても明らかに
~徐々に次期「ランクル」の詳細が明らかになってきた?~
最近何かと話題を呼んでいるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型「ランドクルーザー(Toyota Land Cruiser)」。
以前より、「300系が名乗れず30系になるかも?」といった情報や「アメリカ市場では2022年に販売終了する?」といった様々な情報が展開されていますが、今回遂に2021年モデルとなるフルモデルチェンジに関する新たな報道が入ったそうです。
~次期「ランクル」の発売時期は2020年秋頃で「決まった」と報道~
自動車情報誌ベストカーの情報によると、次期「ランドクルーザー」は2020年秋頃に登場することに「決まった」ようで、既に各部の造形については金型の発注や樹脂パーツ成形の最終仕様もほぼほぼ決まり、今後更なる調整によって微妙なデザイン変更が入ることはあるものの、最終仕様書をベースにした完成予想レンダリングを公開しています。
画像についてはさすがに掲載できないものの、フロントエンドの形状については現行の200系と概ね同じでありながら、フロントのヘキサゴン形状のようなグリル内については、上のレンダリング画像よりも更に太い3本の大きなメッキ仕上げとなるフラットバーが設けられていました。
加えてフロントヘッドライトについては、レクサス「LX」をモチーフにしたかのような三眼LEDヘッドライトに加え、逆L字のシームレスなデイタイムランニングライト(DRL)が採用されるとのこと(つまりDRLはLXを反転させた感じ)。
気になるウィンカーについては記載されていなかったものの、トヨタの主要モデルともいえる「C-HR/ハリアー」が流れるタイプのシーケンシャルウィンカーを採用している以上は、必然的にフラッグシップモデルもシーケンシャルを採用してくるのではないかと考えるも、しかし新型「RAV4」ではまさかの豆球の点滅だったの、ここは何とも言えないのが正直なところですね。
~エンジンはV6ハイブリッドでレクサス「LX570」以上にパワフルでエコに~
一方で気になるパワートレインについてですが、これは以前からも噂されている通り、V型8気筒エンジンからダウンサイジングしての排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドシステムが採用される予定となっていますが、エンジンスペックについては、レクサス「LS500h」のV6エンジンにターボを組合わせた流用ではなく、新型「ランクル」用の新開発エンジンとなる模様。
これによるとシステム総出力は400ps以上/最大トルクも500Nm~600Nmを発揮するとのことで、現行「(200系)ランクル」やレクサス「LX570」をも圧倒するスペックを誇り、更には排出ガスも抑えられ、実燃費性能も10km/L以上の低燃費を実現する一台になることが予想されています。
これに併せて上位ブランド且つフラッグシップSUVのレクサス・次世代「LX」も、上記「ランドクルーザー」同様に同じパワートレインを流用する可能性が高まっていて、エクステリアデザインも大きく差別化する模様。
既に開発も同時進行にあるとして、順番的には「ランドクルーザー」が発表された後に「LX」が登場するという流れになりそうです。