世界限定63台のみ発売されたランボルギーニ初のハイブリッドハイパーカー「シアン」に”FKP37”のサブネームが追加!そのサブネームの意味とは?【動画有】
~とある人物へと捧ぐため、急きょ名称を変更した「シアン」~
先日、ランボルギーニが世界限定63台のみ発売したハイブリッドハイパーカー「シアン(Lamborghini Sian)」が公開されましたが、本日9月10日より開催中のフランクフルトモーターショー2019にて、何とその名称を改め「シアン”FKP37”」として世界初公開されました。
まず、「シアン」はランボルギーニ発のハイブリッドモデルであることを意味した”稲妻/閃光”となっていますが、”FKP37”は先日亡くなったばかりとなるフォルクスワーゲングループの元会長フェルディナンド・K・ピエヒ氏のイニシャルからとられ、更に彼が生まれた1937年が由来となっています。
~ランボルギーニの想いが詰まった「シアン”FKP37”」は間違いなくプレミアが付く~
つまり、ランボルギーニ初のハイブリッドハイパーカーは、先日亡くなられたフェルディナンド・K・ピエヒ氏へと捧ぐ、とても貴重な一台となります。
ちなみに、ランボルギーニCEOであるステファノ・ドメニカリ氏によれば「フェルディナンド・K・ピエヒ氏は、エンジニアで革新者であり、更にはランボルギーニのV12モデルを高く評価しながらも、将来を見据えていた生粋の経営者であった。今回、この特別モデルに彼の名を急きょ命名することとなったが、彼の名にふさわしい一台になるだろう」と述べています。
「シアン”FKP37”」は、「アヴェンタドールSVJ」をベースとした排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、更には48Vのマイルドハイブリッドシステムを組合わせることでシステム総出力819psを発揮します。
0-100km/hの加速時間は2.8秒と驚異的な加速力を持ちますが、トータルバランスの高さについては明らかにされておらず、恐らくニュルブルクリンクサーキットでの周回チャレンジは行わないのではないかと推測しています。
~その他の「ウルス/ウラカンEvoスパイダー」もチェック!~
なおランボルギーニは、本モーターショーにて「ウラカンEvoスパイダー」や2020年モデルの新型「ウルス」も特別展示。
特に「ウルス」は、ソフトクロージングドアを標準装備とし、プライベートeコールやオンラインロードサイドアシスタンス等の新しいコネクトサービスも備えています。
展示されている個体のボディカラーはBlue Eleos(ブルー・エレオス)と呼ばれる特殊カラーであり、インテリアにはビアンコ・ポーラーレザーインテリアを備えるクロームパッケージなるものも装備しているそうです。
一方の「ウラカンEvoスパイダー」には、ロッソ・エポナと呼ばれるレッド系のボディカラーに身を纏い、ブラックのナルヴィ・ホイールやロッソ・アンドラのレザーシート等、非常に高級感と上品さ溢れる仕上がりとなっています。
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Reference:CARSCOOPS