(印)スズキ「アルト」の後継モデル・新型「エスプレッソ(S-Presso)」が遂に発売スタート!価格は約56万円から、個性派クロスオーバーとは言えぬも競合モデルに食らいつけるか?

2020-05-27

~数えきれないほどのリークを乗り越え、ようやく世界初公開!~

インド市場にて販売を手掛けるマルチ・スズキより、遂に「アルト(Suzuki Alto)」の後継モデルとなる新型「エスプレッソ(S-Presso)」が世界初公開され、本日9月30日より発売スタートとなりました。
今回発売スタートとなった新型「エスプレッソ」は、ルノー新型「クウィッド」やダットサン「Redi-GO」を競合モデルとするコンパクトクロスオーバーモデルとなります。

ボディサイズとしては、全長3,665mm×全幅1,520mm×全高1,549mm、ホイールベース2,380mmと非常にコンパクトでありながらも、全高を全幅よりも少し大きくすることでトールワゴン風にも見せています(ちょっと「イグニス」っぽいかも?)。

デザインとしては、同社「ビターラ・ブレッツァ」にも似ているマルチ・スズキらしいデザイン言語を取り入れていて、角張ったフロントヘッドライト(ハロゲンのみ)、フロントフォグランプレスというスタイリッシュな顔つきで、インドの新規ユーザーを獲得する狙いがあるそうです。


~「エスプレッソ」はインド市場に適したサイズ感と装備内容、そしてリーズナブルな価格で競合を圧倒する?~

リヤデザインは非常にコロンとしたコンパクトなボディですね。
フロント・リヤバンパーにはプロテクタパーツ風のブラックプラスチックが装着され、クロカン風にも見せたユニークな外観となっています。

インテリアは中々にユニークな仕上がりとなっていますね。
ボディカラーと同色となるオレンジのアクセントフレームを採用し、更にはエアコンの吹き出しと同じ円形のフレームをセンターパネルにも採用する統一感。

インフォテイメントシステム(デジタルゲージクラスター)や7インチナビゲーションディスプレイがセンターに集約されている分、非常にスマートにも見えます。
なお、ナビゲーションディスプレイにはApple CarPlay/Android Autoも標準装備されています。

安全装備については、デュアルフロントエアバッグやEBD付ABS、リヤパーキングセンサー、フロントSBR、高速警告システム等も採用されていますが、これはグレードによって標準装備されているものとオプション扱いとなっているものがあるようです。

気になるパワートレインについては、BS-Ⅵ規格に準じた排気量1.0L K10B型直列3気筒自然吸気ガソリンエンジン(最高出力68ps/最大トルク90Nm)を搭載し、トランスミッションは5速MT/5速ATの何れかから選択が可能となっています。
なお、気になるグレード別価格帯は以下の通りとなっています。

・S-Presso STD:約56万円
・S-Presso LXI:約62万円
・S-Presso VXI:約65万円
・S-Presso VXI AMT:約71万円
・S-Presso VXI +:約68万円
・S-Presso VXI +:約75万円

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Reference:Autocar_India