フルモデルチェンジ版・BMW新型「2シリーズ・グランクーペ」が遂に世界初公開!結構良いサイズ感のキドニーグリル、メルセデスベンツ新型「CLA」をライバルとしたニッチなプレミアムモデルに

2020-05-27

~待望の新型「2シリーズ・グランクーペ」が世界初公開!~

先日、BMWのフルモデルチェンジ版・新型「2シリーズ・グランクーペ(BMW 2 Series Gran Coupe)」のティーザー画像が発表前日に公開されましたが、いよいよ本日10月16日にその姿が完全公開されました。

2019年初め頃に公開された「2シリーズ・グランクーペプロトタイプ」からトーンダウンするこおとなく、非常にアグレッシブで上品なデザインを得た新型モデルですが、本日10月16日より正式に生産が開始され、メルセデスベンツ新型「CLA」をライバルとし、新型「1シリーズ/3シリーズ」にはない独特のデザイン性とニッチな市場を独占することを目的とした一台となります。


~グレードは2種類。アメリカ市場では四輪駆動モデルのみが販売へ~

そして今回発表された新型モデルでは、まずはアメリカ市場にて先行にて提供されるとのことで、グレードは「228i xDrive/M235i xDrive」の2種類がラインナップされることが決定(トランスミッションも共通の8速AT)。

前者の「228i xDrive」では、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力228hp/最大トルク350Nmを発揮。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は6秒にて到達します。

そして後者の「M235i xDrive」では、同エンジンながらも特別なチューニングが施され、最高出力301hp/最大トルク450Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は僅か4.7秒にて到達します。

~新型「2シリーズ」ならではの特別な機能も充実~

なお、何れのグレードにおいても四輪駆動(AWD)が標準装備されるそうですが、この駆動方式は単なるxDriveとして採用されたものではなく、アクチュエータに近いホイールスリップディファレンシャルシステムからトラクションテクノロジーを取り入れた特別なものであるとして、スタンダードなxDriveシステムと連携してグリップ性能を大きく向上させているとのこと。

また、欧州市場においては先行にて前輪駆動(FF)が提供されるとのことですが、xDriveモデルについてのラインナップは今のところ未定とのこと。

そしてこちらがハイパフォーマンスモデルの「M235i xDrive」ですが、こちらはスポーティなエクステリアデザインを持つだけでなく、車高を10mm程ローダウンさせた専用スポーツサスペンションシステムをインストールし、更にはオプションにてコンフォート&スポーツダイナミックダンパーコントロールシステムも提供されるとのことで、上質でありながらも過激な走りも可能とする理想的なグランクーペとなるそうです。

そのほかのオプションとしては、M Sportステアリングや235/35R 19パフォーマンスタイヤも設定が可能となっています。
ただ標準装備としては「M235i xDrive」が18インチ、「228i xDrive」が17インチとなっているので、この辺りはホイールのデザイン性などを見ながら選択した方が良さそう。

~インテリアも先進的な機能を装備~

インテリアもかなり上質ですね。
BMWライブコックピットが引き継がれ、10.3インチのタッチスクリーンや同サイズのデジタルインストルメントクラスター、9.2インチヘッドアップディスプレイが設定され、安全装備としてはレーンキープアシストやアダプティブクルーズコントロールも標準装備されます。

なお今回発表された個体は、早く年内もしくは2020年の初め頃に発売予定となっていますが、価格帯については後日明らかになると思われます。

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Reference:motor1.com