F SPORTの特別感が消えた? 新型レクサスIS300hは全車メッシュグリル化。豆球ウィンカー継続やCD/DVDデッキ廃止、新規では買えない謎
商品力は確かに進化しているが、細かいポイントを見ていくと改悪したところも
2026年1月8日に発表・発売となった、レクサスとしては異例の三度目となるビッグマイナーチェンジ版・新型IS300h [2WD]。
今回で、3代目30系後期モデルとなる新型ISですが、2.0L直4ターボのIS300と、3.5L V6NAのIS350、そして5.0L V8NAのIS500を廃止し、2.5L直4NA+HEVのIS300hのみの販売となりました。
※アメリカ市場のみ、3.5L V6NAのIS350のみの販売となる
そんな新型IS300hですが、ビッグマイチェン前のIS500 F SPORT Performanceを所有するオーナーから見て、「ここが残念、ここが気になる」というポイントをいくつか見ていきたいと思います。
デザイン性や商品力、予防安全装備も大幅アップデートされた新型ISですが、それでもアップデートしなかった(装備が省かれた、改悪された)ポイントもいくつかあるため、その点は次期ISに期待した方が良いのかもしれません。
全グレード共通でスピンドルグリルにメッシュパターンを採用

まず、今回のビッグマイナーチェンジで意外だったのはスピンドルグリルの統一。
3度目となるビッグマイナーチェンジでは、レクサスLBXのようにユニファイドスピンドルグリルを採用しつつ、メッシュパターンのスピンドル意匠が設定されているわけですが、てっきりF SPORTのみメッシュパターンを採用し、非F SPORTのベースグレードとversion Lでは、ドット柄パターンが継続採用されるものだと思っていました。
しかしながら、公式画像を見るとF SPORTであっても、非F SPORTであってもメッシュグリルパターンで統一されることに。

これにより、F SPORT最大の強みであるスポーティさと差別化が無くなってしまったため、「メッシュグリルのF SPORT」を選ぶ必要性が無くなってしまうわけですね。
言い方を変えれば、全グレードにおいてフロントマスクが一緒になるため、ある意味で全てがF SPORT風ということになります。
これはちょっと意外な流れと言いますか…
おそらくレクサスとしては、できる限り生産ラインを簡素化したい流れがあるのかもしれないですし、モデル末期なので部品点数もできるだけ減らしたい、という考えがあるのかもしれません(良くも悪くも割り切ってる)。
CD/DVDデッキは完全廃止に

続いて、今回のビッグマイナーチェンジによりCD/DVDデッキが完全廃止となり、加えてSDカードスロットも廃止となりました。
これは時代の流れもあり、他車種もどんどん廃止にしていることなので、新世代T-Connectを採用したISも当然の流れなのですが、昔ながらのISを好む方からするとちょっと残念に思う所。
あと、今回のビッグマイナーチェンジにより、標準装備ではないもののHDMI端子がディーラーオプションとして設定可能に。
オプション費用としては6,050円(税込み、工賃別)なので、おそらく工賃含めると15,000円以上になると予想されますが、12.3インチの巨大ナビで動画・映画を堪能したい方はオススメかもしれませんね。

あと、こちらは余談ですが、センターコンソールボックスに搭載されていたUSB Type-Aポートや入力用ジャックは完全廃止となり、電源ソケットのみが残っているようですね。
リアウィンカーは非LEDの豆球タイプ

続いて、こちらも何気に多くの方が気になっていたであろうリアウィンカーについて。
上の画像でもお分かりの通り、残念ながらリアウィンカーはLEDではなく、豆球タイプの非LEDが全車標準装備となります(主要諸元にもLEDとは記載されていない)。

レクサスのラインナップでは極めて珍しい非LEDリアウィンカーですが、エントリークロスオーバーのLBXやUXはもちろんのこと、既に生産・販売終了しているCT200hの後期仕様でもLEDリアウィンカーを採用していましたから、そのなかでISだけが非LEDを継続しているのは残念。

せっかく先進的なセンター直結式の一文字LEDテールランプを採用しているのですから、LEDで一体感を持たせた方がスマートで更にカッコ良くなると思うんですけどね…これもコストカットが大きく影響しているのかもしれません。
