フルモデルチェンジ版・ポルシェ新型「911(992)ターボ・カブリオレ」の開発車両がほぼ偽装無しで登場。よりワイド感が強調され、フロントエンドも過激に

2020-05-27

~ここまであからさまに偽装しない開発車両も珍しいかも~

ドイツにて、ポルシェのフルモデルチェンジ版・新型「911(992世代)ターボ・カブリオレ(Porsche 992 Turbo Cabriole)」と思われる開発車両が目撃されています。

ほぼカモフラージュによる偽装が施されていない開発車両ですが、現在ラインナップされている「911(992)」のような空気をより多く流し込むことで冷却効率をさらに高めるワイド化されたグリルを採用し、それでいて更に車高が低く見えるスポーティなスタイリングとなっています。


~過激なスタイリングに加えて空力パーツもふんだんに装備~

サイドから見たスタイリングも非常に美しく、トップルーフはソフトトップのファブリック製。
おそらくオプションによってブラック以外にもレッド系も選択できるのではないかと思いますが、一切無駄の無いボディラインが非常に印象的。

よりワイド感が際立つリヤフェンダーですが、ここにしっかりとサイドベントが設けられていることも確認できます。

足もとのアルミホイールもブラックペイントで偽装されていますが、マルチスポークタイプで5穴ロック。ブレーキキャリパもPCCBを設定したカーボンブレーキ仕様であることが確認できますね。

こちらはリヤデザイン。
リヤバンパーも大きく設計変更され、ホイール後方にはターボ特有の通気口が確認できますね。
あとは一部カモフラージュラップにて偽装されていますが、センターストリップタイプとなるリヤテールランプや、リヤエンジンベイから熱気を排出するための小さな通気口も設けられています。

気になるパワートレインについては、水平対向6気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載することが予想され、ターボであれば最高出力は約600hp、上位グレードのターボS(エキゾーストチップがスクエアタイプになる模様)ともなれば約650hpを発揮すると予想されています。
トランスミッションはいずれも8速DCTを採用すると言われています。

販売時期については、今のところ2020年の春以降ではないかと予想されます。

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Reference:motor1.com