ポルシェを専門とするチューナー・ゲンバラが、2020年初め頃に800馬力以上のハイパーカーを発表する予定。MT搭載のノンハイブリッド、0-100km/h加速時間はブガッティ「シロン」並み

2020-05-27

~これまでゲンバラが培ってきた全ての技術をぶち込んだ究極の一台になるだろう~

1981年の創業以来、主にポルシェのチューニングを専門に担当してきたドイツのチューナ・ゲンバラ(Gemballa)が、つい先日ポルシェベースではなく”ゲンバラ製”となる最新ハイパーカーを発表すると同時に、アポロ「IE」のようなエクストリームなスタイリングを表現したティーザー画像をリリースしましたが、今回新たなティーザー画像並びに追加情報をリリースしました。

過去これまで、「911」をメインに「カイエン/パナメーラ」といったモデルをベースとしたスペシャルチューニングモデルを発表してきましたが、今回新たに発表される”ゲンバラ製”の個体は、これまでに登場してきたスーパースポーツモデルよりも過激で、とてつもない加速性能を発揮する一台になるとのこと。


~トランスミッションはMT、ノンハイブリッドの完全に時代の流れに反した仕様に

正式名称は決定しておらず、ある程度の情報としてエンジンがリヤミドシップに搭載されること、フロントフードが非常に短くなること、リヤデッキが非常にロングになること、巨大リヤウィングや大口化されたサイドエアインテークが備えられること、そして何とマニュアル(MT)が搭載されるとのことで、ハイブリッドではなく内燃機関モデルであることも判明。
しかも、更なるアシスト力を高めたハイブリッドモデルも今後発表していくとのことから、ゲンバラは今後も新たなモデルを積極的に取り入れていく考えを示しているようです。

また直線性のパフォーマンスについても大きく期待されているそうで、0-100km/hの加速時間が2.5秒とブガッティ「シロン」並み、そして0-200km/hの加速時間が約6.5秒と、マクラーレン「P1」よりも0.3秒も速くなるとの情報も入ってきています。

パワートレインについては明らかにされていませんが、最高出力は800hp以上を発揮することがわかっており、更にはカーボンファイバパーツをふんだんに使用することで軽量化を図り、パワーウェイトレシオの数値をかなり低いものにしてくるのではないかと予想されています。
なお、全ての計画が上手くいけば、2022年には生産が開始できるとのことです。

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Reference:motor1.com