マツダの酷似モデルを販売していたMG。今度の新型SUV「D90」の開発車両がダイハツ新型「ロッキー」に酷似している件

2020-05-27

~インド市場メインのフラッグシップモデルといえども、ダイハツは黙っていなさそうだが…~

イギリスの自動車メーカであるMG Motorといえば、マツダのデザインに非常によく似たモデルを販売してきたことでも有名ですが、次に登場する予定の新型3列シートSUVモデル「D90」の開発車両がインドにて目撃されるも、そのデザイン性がダイハツ新型コンパクトSUV「ロッキー(Daihatsu Rocky)」にそっくりと話題に。

2020年後半ごろにインド市場をメインに発売する予定の新型「D90」ですが、車体サイズとしては全長5,005mm×全幅1,932mm×全高1,875mmと非常に大柄で、ホイールベースも2,950mmと非常に長くなるとのことで、競合モデルもインド市場にて活躍するマヒンドラ「Alturas G4」やトヨタ「フォーチュナー」といったモデルが対象になるとのこと。


~新型「ロッキー」は既に成功しているモデルだが、「D90」はインド市場にて成功するのか?~

こちらが新型「D90」のイメージ完成レンダリングですが、レンダリングで見てみると新型「ロッキー」からはちょっと離れるデザインにはなりますね。

こちらが既に日本市場にて販売されているコンパクトSUV「ロッキー」。
グローバルモデルを意識してか、アウディっぽいフロントマスクがとても印象的で、発売後の受注も好調とのこと。

話は新型「D90」の開発車両に戻しましょう。
リヤデザインは非常にボリュームがあって、トヨタ「ランドクルーザー」等を想起させるほどのダイナミック感がありますね。

ちなみにパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力224hp/最大トルク360Nmを発揮する予定とのこと。
また環境法規制の絡みもあり、排気量2.0L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンもラインナップする予定とのことで、恐らくインド市場では後者のエンジンの人気が高くなるのではないかと予想されています。

インテリアは3列シートで8人乗りとなり、12.3インチのタッチスクリーンインフォテイメントシステムや8.0インチデジタルゲージクラスター、3ゾーンエアコン、冷暖房シート、パノラマサンルーフ、アラウンドビューモニタといった豪華な装備内容となっています。
価格帯については、約456万円からの発売になると予想されていますが、ターゲットとする顧客は相当に限られていると思われ(インド市場で400万円を超える個体は超高級車レベル)、そう考えると数を多く売るようなモデルではないのかもしれません。

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Reference:AUTOCAR_India