これ日本でも人気でそう。フォルクスワーゲン新型「アルテオン・シューティングブレーク」が登場したら?既に中国では「CC」として登場し、発売前から大注目の一台に

2020-05-27

~これを中国専売モデルにするのは非常にもったいない!~

先日、中国の長春工場の組立てラインにてフォルクスワーゲン「CCトラベル・エディション(Volkswagen CC Travel Edition)」と呼ばれる「アルテオン(Arteon)」のシューティングブレーク版が完全リークされる、という記事をご紹介。

このモデルは、中国の合弁企業であるFAWとの共同開発により誕生し、中国専売モデルとして2020年上半期を目標に市販化される予定となっていますが、このリーク画像をもとに、「アルテオン・シューティングブレーク」という名称にて登場したら?というレンダリングが公開されています。


~シューティングブレークモデルは実用性だけでなくデザインもクール。需要も非常に高い~

今回レンダリングを作成したのは、ロシアのデジタルアーティストであるKolesa.ru氏ですが、フロントマスクやスタイリングベースは「CC」と同じになるため、そこまでの驚きと変化は無いように思いますね。
ただ、以前より「アルテオン・シューティングブレーク」の市販化を望む声は非常に多かったそうで、今回なぜ中国市場だけで市販化されるのか?については一部批判もあったそうです。

スポーティ感だけでなく高級感も持ち合わせるシューティングブレークモデルですが、ルーフからリヤハッチにかけての流線型を描くスタイルはどことなくファストバックっぽくも見えますね。
メルセデスベンツ「CLAシューティングブレーク」のようなヌメッとしたボディラインではなく、どちらかというと鋭さのほうが強調されたボディラインのように思います(ポルシェ「パナメーラ」に近いかも?)。

またフロントバンパーについても、現行の5ドアセダンモデル「アルテオン」から若干の変更が施され、特にフロントインテーク周りのフレームがシルバーフレーム(おそらくプラスチック)のアクセントに変更されてアクティブに変化しながらもチープ感は強調されているように感じますね。

~よ~く見てみると車高も少しアップされ、クロスツーリスモ風にも~

こちらはリヤデザイン。
よ~く見てみると、足回りのサスペンションはポルシェ「タイカン・クロスツーリスモ」のように若干車高が挙げられ、シューティングブレーク+クロスオーバーテイスト風で新しいですね。
そしてホイールアーチにはプラスチックのプロテクタパーツが装着され、よりオフロードっぽく見えますが、チープっぽさも見えるのがちょっと残念(個人的には同色素地にしてほしかった)。

パワートレインについてですが、中国モデル「CC」を参考にすると排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンがベースになるそうですが、上位グレードには排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンが搭載され、最高出力186ps/220ps、最大トルク320Nm/350Nmの2パターンがラインナップされるそうです。
一方でトランスミッションは7速DCTで、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみを搭載されるとのこと。

~「アルテオン・シューティングブレーク」は日本市場でも高い人気を得るかもしれない~

今のところ、中国市場以外での市販予定のない「アルテオン・シューティングブレーク」ですが、日本市場では「アルテオン」の需要は高く、高級感もあって若者だけでなく中高年層にも高い支持を受けているとも聞いているので(担当セールス談より)、シューティングブレークも中高年男性をメインに注目を集める一台になるのではないかと思いますね。

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Reference:autoevolution