学生が手掛けた映画「ワイルド・スピード」ブライアン仕様の日産「スカイラインGT-Rロードスター(中身はフェアレディZロードスター)」がナンバー取得!とりあえずこれでバーンアウトでもやろうか!【動画有】
~遂に現代版ブライアン仕様の「スカイラインGT-R」がナンバー取得!~
2020年1月に開催された東京オートサロン2020にて、日本自動車大学校(NATS)の学生が手掛けたカスタムカーが大きな話題を呼びました。
その中でもかなりの人気だったデモカーが、映画「ワイルド・スピード」にて故ポール・ウォーカーが演じた、ブライアン・オコナー仕様の日産「スカイラインGT-R R34」をモチーフにした「GT-R R35ロードスター」で、中身は「フェアレディZロードスター(Z33)」ながらもその完成度は想像以上に高く、それでいてNATSの学生や先生たちの変態的な拘りと強い想いによって生み出された究極の一台となっています(つまりはレプリカモデル)。
そんな「GT-R R35ロードスター」にナンバーが付いたとのことで、その記念すべき写真がSNSにて掲載されています。
~学生の努力と想いが詰まったモデルなだけに、公道を走れることの喜びも大きいと思う~
外観は確かに「GT-R R35」ですが、中身が「フェアレディZロードスター(Z33)」とは思えないほど。ナンバープレートが装着されたので、これで公道可能に。
とりあえずドラッグレースかバーンアウトでギャラリーを湧かせるのもアリかも?
ちなみに、コンパクトなボディから、こうしたR35仕様のフロント・リヤバンパーへとリプレイスするというのは非常に難しい作業だったそうです。
ぱっと見ベースも「R35」に見えるものの、おそらく実際に見てみるとサイズ感も少しコンパクトに見えるのでしょうね。
更にはブライアン仕様にカスタムペイントされたシルバーを基調としながらも、ブルーのダブルセンターストライプも良い感じで決まっていますし、カーボンファイバ調のフロントフード(ダクト付き)も中々のインパクト。
~本物の「GT-R R35」並みのワイド感を演出するためにオーバーフェンダーは必須だった?~
純正のいフロント・リヤフェンダーを完全にぶった切り、その後外付けのリベット留めとなるオーバーフェンダーのインパクトも凄いこと何の。
恐らくZ33の純正ボディではワイド感を演出するのが難しく、リバティーウォークルックのオーバーフェンダーに仕上げることで純正に近いワイド感を演出したかったのかもしれませんね。
リヤデザインも完成度も非常に高いですね。
リヤテールランプはもちろんのこと、ブルーのアクセントも忠実に再現されています。
~外装以上に内装の拘りも凄い!~
内装の写真は公開されていませんが、東京オートサロン2020にて公開されたのがコチラ。
ちなみにこうした出展企画は、学生によって生み出されたのではなく、どうやらNATSの先生同士で企画されたものとのことで、ここに学生のアイディアを詰め込んだそうです。
キックスのカスタム等、かなり細かいパーツが装備されていますが、基本的にはこういったパーツ類は企業からの協賛に。
そして、NATSが手掛けている各作品の予算も100万円に設定されているとのことですが、パーツ類も全てかき集めるとなると、とても100万円ではおさまらないそうです(そりゃもちろんだ)。
ちなみにですが、企業協賛無しで一からカスタムモデルを製作する場合、やはり1,000万円は下らないそうで、いかにスポンサーの力が偉大で、日本自動車大学校の信用力が高いかがよくわかりますね(ちなみに今年の就職率は100%だったそうです)。
【フェアレディZがR35ブライアン号に!? 外装に負けない内装 東京オートサロン2020】
#NATS #テストランキャラバン 2日目‼️今日からあの車両が合流です^ – ^#35GTR pic.twitter.com/hUMle2U5p4
— 日本自動車大学校 (@NATS_info) March 5, 2020