三菱が50万台を超える大規模リコール。エンジンが始動できなくなる恐れ

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、三菱の4車種がリコール。

リコールの内容としては、エンジン制御プログラムが不適切なためにエンジンクランキング開始直後のシフト操作により、スターターモーターピニオンギヤがエンジンのリングギヤに強く嵌合し、衝撃でギヤが破損することがあるとのこと。
そのため、エンジン始動時に異音が発生し、最悪の場合エンジンが始動できなくなるおそれがあるとのことです。

また、その他にもアイドリングストップ機能付き車のエンジンECUにおいて、エンジン制御プログラムが不適切なため、触媒劣化診断が適正に実施されないことがあることから、触媒が劣化しても警告灯が点灯しないおそれがあるとのこと。


対象となるのは、2013年4月25日から2016年4月18日に製造された「eK」「eKスペース」「デイズ」「デイズ・ルークス」の4車種で合計60万7,429台という大規模の数がリコールの該当になります。

対策措置としては、いずれも全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替えるリコール作業を行うとのことです。