ホンダが中国市場向けフラッグシップSUV「アヴァンシア(中国名:冠道)」をマイナーチェンジ。新型「CR-V/ブリーズ」よりも更に上質でラグジュアリーな一台に

2020-05-27

~まさか例の社会問題が深刻化するこのタイミングで発表してくるとは~

ホンダが中国市場向け(GAC Groupと合弁企業のGuangqi Honda Automobileの共同開発モデル)フラッグシップSUV「アヴァンシア(Honda Avancier)」をマイナーチェンジし、3月31日より新たに販売スタートすることが明らかとなりました。

今回発売スタートする新型「アヴァンシア」は、2019年に発表・発売された中国市場向けの新型「ブリーズ(Breeze)」よりも更に上位モデルに位置する個体で、「アコード(Accord)」のプラットフォームをベースにしたミドルサイズSUVとなります。
※東風汽車とその他の合弁企業によって製造された「UR-V」と同一モデルですが、「アヴァンシア」は姉妹モデルのような立ち位置


~外観が一部改良され、より”中国顔”~に

今回のマイナーチェンジにおいては、ボディの全長が4,816mmから4,858mmへと拡大され、新しいフラットグリルインサートやシャープな外観を与えるフロントバンパー、中国人が好みそうな新デザインの大口径アルミホイール、そして新色が追加されているとのこと。

リヤデザインも一部変更されているとのことで、より洗練されたLEDテールライトや両サイド2本出しのクワッドエキゾーストシステムをインストールしているとのこと。

ちなみにフロント・リヤウィンカーはこんな感じ。
豆球タイプではなく、非常に細長いLEDウィンカーを採用することで高級感を演出しています。

~インテリアの質感も向上し、更に利便性もアップ!~

インテリアについても、トリムデザインなどが変更されることで高級感を加味。
更にはHonda Connect 2.0インフォテイメントシステムを搭載することで利便性を向上しているとのこと。

この他には、ヒルディセントコントロールやワイヤレス充電器、パワーテールゲート、プラズマ空気浄化システム、オートヘッドライト、オーディオシステム等の新機能も追加されています。

こちらはセンターコンソール。
シフトノブは搭載されず、「CR-V」同様にボタン式のシフトレバーが採用されています。
あとは電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドも採用されているのはありがたいですね。

こちらは後席。
かなり広々としていて、後席専用のタッチディスプレイやエアコン操作も可能になっています。

~エンジンは変更なしで2種類をラインナップ~

気になるパワートレインについてですが、基本的にはマイナーチェンジ前と同じとなる排気量1.5L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン(最高出力196ps、CVT)と、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン(最高出力276ps、9速AT)の2種類をラインナップ。
駆動方式は、前輪駆動(FF)が標準装備され、オプションにて四輪駆動(AWD)の設定が可能となります。

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Reference:CARSCOOPS