中古車サイト・カーセンサーにとんでもないお宝が!この世のモノとは思えぬスーパーカースタイルのフォルクスワーゲン「スターリング」が販売中【動画有】

2020-05-27

~まさかキャノンボールⅡに登場した”あのスーパーカー”がカーセンサーにて販売されているとは…~

インターネット中古車サイト・カーセンサーにて、何ともぶっ飛んだ個体が販売中。
そのモデルというのが、1971年式のフォルクスワーゲン「スターリング(Volkswagen Sterling)」と呼ばれるスーパーカーのようなスタイルを持つ一台で、フロントウィンドウからトップルーフがまとめてオープンするキャノピードア・スタイルが何とも印象的ですね。

ちなみにこちらの個体、過去にカーアクション映画となる「キャノンボールⅡ」にも登場した1台であり、他のモデルをも圧倒するほどの存在感は今でもインパクトに残っている程です。
※販売元は、埼玉県松山市に拠点を置くOLD CAR’S MARKETさん。


~フォルクスワーゲンブランドとして販売したものではなく、フォルクスワーゲンのシャシーを用いたキットカー~

改めてそのスタイリングを見ていくと、とてもフォルクスワーゲン・ブランドのモデルとは思えない程の近未来的な乗り物(未確認飛行物体?)ですが、これはイギリスのRichard OaksとPhil Sayersによってフォルクスワーゲンのシャシーを用いて共同開発されたもので、更には商標絡みの関係で色々と揉めに揉めたいわくつきの”キットカー”とも言われています。

真正面から見てみるとこんな感じ。
レッドのボディカラーのインパクトもありますが、やはりこの世のものとは思えぬほどの存在感も凄いこと。
1970年代のスーパーカーブームの火付け役となったランボルギーニ「カウンタック(Lamborghini Countach)」のスタイリングとドアが上に開くシザードアを凌ぐほどの圧倒的な注目を浴びていたと言われています。

インテリアもかなり年期が入っていて、助手席側はボロボロではありますが、まだまだ乗ることはできそうですね。

ちなみにこちらのキットカー、日本の公道事情にはマッチしておらず販売されませんでしが、今回のように組み立て済みの状態で輸入し、認可が下りれば公道走行が可能になるとのことで、恐らくこのモデルも公道走行は既に可能なのだと思われます(ただ、あまりにも車高が低すぎてすぐに腹下を擦ってしまうことでも有名)。

価格帯については要応談となっていますが、詳細が明らかになり次第当ブログにて反映していきたいと思います。

【追記】
販売店からの回答を頂きました。
気になる価格帯は450万円(3年車検付き、消費税、諸費用込み)とのことで、諸々の金額を差し引いた場合は368万からとのこと。

~キャノピードア・スタイルといえばルノー「トレゾール」も有名~

なお、こうしたキャノピードアスタイルを採用しているモデルと言えば、過去にルノーが発表したEVコンセプトモデル「トレゾール・コンセプト(Renault Trezor Concept)」が印象的で、2012年にデビューしたEVモデル「ゾエ(Zoe)」の改良版として登場。

実用性の向上だけでなく、スペック面においても非常に魅力的な「トレゾール」は、最高出力350ps相当の電気モーターを有し、0-100km/hの加速時間は4秒以下と、スポーツカーに引けを取らない加速力を発揮します。

【Sterling RX kit car.wmv】

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