例の社会問題?中古車サイト・カーセンサーにてマクラーレン「MP4-12C」が遂に1,000万割れとなる999万円にて販売中。今後スーパーカー市場は更に値崩れする恐れも?

2020-05-27

~まさか「MP4-12C」が1,000万円以下で購入できる時代が来るとは…~

インターネット中古車サイト・カーセンサーにて、マクラーレン「MP4-12C」が1,000万割れとなる999万円にて販売されています。
以前、マクラーレン麻布さんが出品した2019年・走行距離900kmの「720S」が、2,650万円にて販売されて相当な衝撃を受ける一方、今回は更に衝撃的なプライスでの販売となっていますね。

気になる年式としては2014年式で、走行距離は3.3万kmとそれなりに走り込まれてはいるものの、それでも車検は約1年近く残していますし、ボディカラーもちょっと渋めのシルバーではあるものの、コンディションは非常に良さそうに見えますね。

なおこの個体を販売しているのは、東京都杉並区にあるcars杉並さんで、スーパーカーはもちろんのこと、輸入車から国産車まで幅広い中古車モデルを販売しています。


~コンディションとしては申し分ない程に美しいが?~

早速「MP4-12C」を見ていきましょう。
ボディカラーはスーパーノヴァシルバーと呼ばれ、「650S/675LT」といったスーパーシリーズでも多く設定されている人気カラーですね。

こちらがドアオープン時。
マクラーレンの大きな特徴でもあるバタフライドアを採用していますが、「720S/セナ」とは異なるルーフまでオープンしないタイプで、しかし乗降りは非常にしやすい”よく考えられたドアシステム”だと思います(私も何度かマクラーレンは試乗させていただいた)。

リヤデザインはこんな感じ。
リヤテールランプ辺りは「650S」に通じるものがあり、リヤマフラーはスクエア式のフィニッシャをインストールしています。
更にエアブレーキ機能込みのリヤウィングも搭載されているため、走行性能はずば抜けて高いのではないかと思います。

足元のアルミホイールはこんな感じ。
意外にもブレーキによる鉄粉が多く付着していますが、ホイール掃除は結構やり易そうな印象を受けますね。

~インテリアのコンディションも高い~

インテリアは非常にシンプル。
シンプルなコンフォートレザーシートを採用し、カラーもちょっとパープルに近い紺系にブラックの2トーンカラーを採用しています。

「MP4-12C」は何度か試乗させていただきましたが、実は乗り心地も良く、シートのホールド感や快適性も高いのが印象的。
スーパーカーということもあって突き上げ感はあるものの、そこまで不快に感じるものでもないので、個人的には普段使いもできるスーパースポーツといった印象でしょうか。
おまけに右ハンドル仕様なので、すぐに運転は慣れると思います。

~今後スーパーカー市場は更に厳しい状態に入ってくる?~

ちなみに他の「MP4-12C」を見てみるとこんな感じ。
概ね1,400万円~1,500万円が相場といったところでしょうか。

なかには高額な個体もありますが、今後例の社会問題の影響により相場が崩れてくる可能性もあるため、更にこれよりも安くなるかもしれませんね。

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