中国市場向けとなるマイナーチェンジ版・BMW新型5シリーズのロングホイールベースモデルが完全リーク。中国はこうした快適性重視のモデルを拡大していきそうだ

2020-05-27

~やはり中国市場向けのロングホイールベースモデルが展開されていたか~

先日、BMWのマイナーチェンジ版・新型5シリーズ(BMW New 5 Series)に関するティーザー画像がようやく公開されていましたが、早くも中国市場向けとなる新型5シリーズのロングホイールベース(LWB)仕様が完全リークしています。

中国市場といえば、アウディやメルセデスベンツでも同様に、後席の快適性を重要視したロングホイールベースモデルを市販化する傾向にありますが、やはりBMWの新型でも同様のモデルを発表するようですね。

今後ドイツ御三家のラインナップモデルを対象にするだけでなく、日本メーカーのセダン系やSUV系も中国市場向けにロングホイールベースモデルを発表していくのではないかと考えられます。


~グレードやオプション内容もチェックしていこう~

さて、今回完全リークした5シリーズ(G30)LWBですが、ベースモデルよりも+133mm延長の3,105mmと非常に快適性の高い一台に。

グレードは大きくスタンダードとM Sportの2種類が展開されるとのことですが、M Sportグレードでは、スポーティな外観を持つフロントバンパーに、大口径アルミホイール、アグレッシブさを強調させたリヤディフューザーを装備し、更には艶消しブラックのアクセントも追加されています。

ボディサイズとしては、全長5,106mm×全幅1,868mmと上位グレードセダンに匹敵するレベルのサイズ感と迫力を持つことになりそうです。

その他のオプション内容はこんな感じ。

スカイラウンジパノラマガラスも採用され、足元のホイールデザインも6種類準備されています。

ディーラーオプションもかなり充実していますね。

なおこうしたオプション以外にも、アクティブベンチレーションシートやリヤ電動パワーシート、アンビエント・エアパッケージ、後席用インフォテイメントシステム(タッチコマンドタブレット)といった更なるラグジュアリー性を高める装備も充実。

パワートレインについては、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャー+電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHV)のみがラインナップされると言われていますが、その他のガソリンエンジンモデルなどについては不明。

おそらくこのLWBモデルも5月以内に発表されると思われ、製造元はドイツではなく、中国の瀋陽にあるBMWブリリアンス工場せにて製造されることが決定しています。

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Reference:CARSCOOPS