ポルシェ新型911タルガ(992世代)が世界初公開!クーペとカブリオレの中間を埋める贅沢モデル、何と8速DCT以外にも7速MTもラインナップ。価格は約1,280万円から
遂に新型911タルガ(992世代)が世界初公開!
ポルシェが2020年5月18日、事前に告知していた通りオープントップモデルとなる992世代の新型911タルガ(Porsche 911 Targa)を世界初公開しました。
今回ポルシェが発表した新型911タルガですが、ラインナップとしてはクーペとカブリオレの中間を埋める重要なモデルとのことで、グレードとしては911タルガ4/911タルガ4Sの2種類をラインナップし、最上位グレードを予想していた911タルガ4GTSはラインナップしなとのこと(後々追加される可能性も?)。
新型911タルガはどんなモデル?
早速今回発表された新型911タルガを見ていきましょう。
このモデルの最も特徴的なデザインとなるクラシカルなシルエットに加え、1967年以来採用され続けているタルガの象徴ともいえるシングルロールフープを設定。
リヤガラス部分は、911カブリオレや911スピードスターと異なる部分で、レトロな雰囲気を持ちながらも近代的なデザインも取り入れる贅沢一台となっています。
トップルーフは電動式を採用し、19秒にてオープン/クローズが可能に
そして991シリーズ同様にパワーフォールディングメカニズムを導入することで、リヤガラスセクションを持ち上げて、ソフトトップルーフをリヤフード内へと格納するシステムをそのまま取り入れ、19秒にてオープン/クローズが可能となります。
そしてリヤフードには縦型基調のスリットが採用され、その下には992世代にて統一された直結式のセンターストリップテールランプを採用しています。
サイドのスタイリングはこんな感じ。
先代モデルより引き継がれている滑らかなボディラインはそのままに、トップルーフからリヤエンドにかけての一筆書きのような引き締まったボディが魅力的。
そしてこのオープンスタイルは、911クーペ/911カブリオレのようなオープンエアーの優雅さとパフォーマンスの高さを受け継いだ贅沢な一台となっています。
気になる新型911タルガのスペックは?
気になるグレード別のスペック内容を見ていくと、ベースグレードとなる911タルガ4は排気量3.0L 水平対向6気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力379hp/最大トルク450Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は4.0秒で、最高時速は288km/hにまで到達。
そして上位グレードの911タルガ4Sも同じエンジンを搭載しながらも、チューニングアップにより最高出力443hp/最大トルク530Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は3.4秒で、最高時速は303km/hにまで到達します。
車体重量としては、タルガ4が1,550kgで、タルガ4Sが1,510kgと若干軽く、タルガ4の方がトータルパフォーマンスも高めに設定されていますね。
そしてトランスミッションは8速DCTを標準装備としますが、何と7速MTの設定もあるとのことです。
最後に気になる価格帯ですが、エントリーグレードの911タルガ4が約1,280万円から、上位グレードの911タルガ4Sが約1,450万円からとなり、2020年後半ごろより発売スタートを予定しています。
☆★☆911タルガ関連記事5選はコチラ!☆★☆
Reference:motor1.com