遂に来た!マイナーチェンジ版・ランドローバー新型ディスカバリーの開発車両が目撃に。より切れ味はあるものの新型ディフェンダー風のマイルドな顔つきに?
ランドローバーは今後、新型ディフェンダー風のデザイン言語を取り入れる?
イギリスにて、ランドローバーの中核SUVモデルとなるディスカバー(Land Rover New DISCOVERY)のマイナーチェンジ版と思われる開発車両が目撃されています。
今回目撃されている新型ディスカバリーの外観をチェックしていくと、ボディ全体にはカモフラージュのラッピングが施され、更にフロントフードとトップルーフにはホワイトのテープにて厳重にカモフラージュしていることが確認できますね。
現時点でどの程度の変化が加えられるかはわからないものの、フロントマスクを見る限り立体的な表情が付けられると思われ、フロントヘッドライトもU字型を意識したLEDデイタイムランニングライトが搭載されていますし、どことなく新型ディフェンダー(New Defender)を想起させるようなマイルドさもあったりします。
欧州連合のCO2規格をクリアすべく、小排気量エンジン+電気モーターを組み合わせたPHVが採用される?
さて、気になる新型ディスカバリーのパワートレインについてですが、海外の自動車ニュースサイトmotor1.comの情報によれば、欧州連合の新しいフリートアベレージCO2規格を満足する必要があるそうで、現在のV6スーパーチャージャーエンジンや、V6ターボチャージドディーゼルではそれをクリアすることが厳しいとして、電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHV)システムを搭載することが検討されているそうです。
そして今回目撃されている個体が、PHVシステムを搭載した試作車なのではないか?との見方もあるようで、まだ具体的なパワートレインは明らかになっていないものの(噂では1.5Lエンジン+電気モーター?)、低排気量でありながらも現行モデルよりも更にアシスト力を高めつつ、トルクフルな走りを提供することが期待されています。
そしてこちらはサイドから見た新型ディスカバリー。
ボディスタイルとしてはオフロードモデルっぽいカクカクしたスタイルで、車内の居住性も十分確保された実用性の高いSUVといった印象でしょうか。
フロントマスク以外はそこまで大きな変化は無さそうか?
こちらはリヤデザイン。
リヤテールランプは特に大きな変化も無く、リヤテールゲートの独特のプレスラインの変更も無いため、恐らくこの辺りはそのままになるのではないかと予想されます。
ちなみに、今回インテリアのスパイショットは無いものの、インフォテイメントシステムの改良や、ワイヤレス充電器、更にはスマートバックミラーといった機能的な面でのアップデートも複数施される予定とのことで、こういった点では更に実用性を高めてくるのではないかと思われます。
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Reference:motor1.com