フルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型Sクラス(W223)が発表直前に完全リーク!デジタルディスプレイは5種類を搭載、最強のフラッグシップセダン降臨まであと少し
新型Sクラスの内外装を改めてチェックしていこう
別の角度から見てみるとこんな感じ。
ボディスタイルとしては、ダイナミック且つスポーティな4ドアクーペという印象で、更に車体重心を低くすることでスポーティ且つ上質な走りを提供するようにサスペンションも改良されているそうですが、フラッグシップセダンとしてアウディA8やBMW7シリーズ、レクサスLSに比べてどれだけ質感を向上させているのか気になるところです。
リヤデザインはかなり賛否が分かれるデザインだと思いますが、リヤテールランプはかなりシャープで次期Cクラスに近いイメージでしょうか。
足もとのマルチスポークアルミホイールも、フラッグシップ仕様の大口径ラグジュアリータイプに改良され、精悍さだけでなくダイナミックさもしっかりと兼ね備えています。
あとトップルーフはパノラマルーフだと思われますが、チルト&スライドといったオープン機構が採用されているかは不明。
新型Sクラスは外装だけでなく技術的なアップデートも怠らない
なお新型Sクラスでは、メカ的な新要素としてE-Active Body Controlと呼ばれる革新的なサスペンションシステムを採用し、アダプティブダンパーや5つのマルチコアプロセッサー、カメラ、合計20個のセンサーを備えることで、運転スタイルを細かく調整(1秒間に1,000回もデーター監視)することが可能になっています。
この他にも、他の車両が不慮の事故でサイドから衝突してくる際、シャシーよりも強い部分に衝撃力を向けるためにサスペンションを調整し、車高を30mm程持ち上げるシステムを導入しています。
インテリアはラグジュアリーでシンプルに
こちらはインテリア。
センターにはとんでもなく大きな12.8インチのタッチスクリーンが搭載され、余分な物理スイッチを廃除したスッキリとした内容に。
新型Sクラスでは、全部で最大5種類のディスプレイが搭載されているとのことで、具体的にはフルデジタルインストルメントクラスターやXXLサイズの12.8インチタッチスクリーンインフォテイメントシステム、そして最大3つも搭載できるリヤエンターテイメントディスプレイで、各ディスプレイには、キャデラック新型エスカレード(Cadillac Escalade)のようにOLED技術を駆使して、従来のLCD(液晶ディスプレイ)よりも30%も少ないエネルギー消費を実現し、ナチュラルなグラフィック映像を公開しているとのこと。
エンジングレードは2種類のみ
気になるパワートレインについてですが、大きくは2種類をラインナップし、エントリーグレードのS500は排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジン+EQブースト(48Vマイルドハイブリッド)を組み合わせることで、システム総出力429hp/最大トルク520Nmを発揮します。
そして上位グレードのS580はV型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力469hp/最大トルク700Nmを発揮します。
トランスミッションについては、何れのグレードも9速度ATを標準装備し、ドライブモードについてもEco/Comfort/Sport/Sport+の4種類が設定されています。
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Reference:AutoExpress