東京にて特別展示されたマセラティ新型MC20をインプレッション!何とオプションのカーボンパッケージは440万円、初期ロットも次ロットも全て完売済

日本では1年間の転売禁止期間がありながらも、セカンドロットまで全て完売

さて、2020年9月10日の日本時間午前4時に世界初公開されたマセラティのリヤミドシップスーパースポーツモデルMC20(Maserati New MC20)ですが、既に東京でもVIP顧客を対象にプロトタイプモデルの先行展示が行われていて、ボディカラーはパールイエロー系のジアッロ・ジェニオに塗装され、更に下回りにはカーボンパーツにて固められたエクステリアカーボンパッケージなるオプションが装備されています。

既にこのイベントに参加された方から画像を提供いただき公開していますが、何とこのカーボンエクステリアパッケージなるメーカーオプションが440万円もするとのことで、日本市場向けの車両本体価格2,650万円に加味すると余裕で3,000万円をこえますし、その他インテリアやボディカラーなどを設定していくと、乗り出し3,500万円ぐらいになるのではないかとのことです(フェラーリF8トリブートが購入できる)。


日本市場向けのMC20は購入条件がかなり厳しくハードルも高い

そして当ブログではどこよりも早く詳細な情報をお伝えしましたが、日本市場にてMC20を購入する場合は、以下の条件を満足しない限り購入権を得ることはできないようになっています。

・マセラティのV8モデル(グラントゥーリズモ/レヴァンテ・トロフェオ)をマセラティ正規ディーラーで新車購入している
・上記対象のオーナーはデポジット(約300万円)を支払う
・購入後は1年間転売禁止
・初期ロットは30台/2ndロットは50台のみ(もちろん全て完売)

なお、この条件はあくまでも初期ロット・次ロットの話であって、2021年夏以降については一般オーダー枠(つまり購入条件無し)が設けられ、マセラティを購入していないオーナーでも購入できる予定とのことですが、あくまでも初回はマセラティが定めたVIP顧客が優先されるので、3rdロット以降も次々完売いくようであれば、一般購入枠は後ろ倒しになる可能性が高いとのことです。

それだけ新型MC20は、マセラティにとって重要なモデルであり、フェラーリのようなスペシャリティモデルとして扱いたい想いがあるとのことですから、(元々価格が高額なので購入できる人物も限られますが…)マセラティとしても”色んな意味の安売り”だけはしたくないのでしょうね。

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