フェラーリ新型SF90スパイダーが世界初公開!PHEV搭載&僅か14秒でオープンするリトラクタブルハードトップは世界初…但し残念なポイントも

PHEV搭載でもルーフを収納できるだけのスペースを持たせたフェラーリはマジで凄い

以前より度々スパイショットされてきた、フェラーリ初のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルとなるSF90ストラダーレ(Ferrari SF90 Stradale)ベースのオープントップモデル、新型SF90スパイダー(New SF90 Spider)が2020年11月12日に世界初公開されました。

V8ツインターボエンジンにPHEVを搭載し、更に電動格納式となるリトラクタブルハードトップを採用したモデルはフェラーリが初となるわけですが、何とオープン/クローズはそれぞれ僅か14秒にて開閉できるとのこと。

そして、それ以上に驚きなのが超強力な電動モーターやバッテリーパック、そして大排気量エンジンを搭載しながらも、トップルーフを収納できるだけのスペースとリトラクタブル用の専用モーターを搭載できるフェラーリの技術力。

現時点でこうした技術を採用したメーカーはフェラーリだけだと思いますが、F8スパイダー(F8 Spider)/812GTSのような100%内燃機関モデルと変わらない実用性を持たせてるところは「流石フェラーリ」の一言だと思います。


実用性を兼ね備えながらも、まるでゴールドのようなイエローカラーを新しく採用するフェラーリ

ちなみにSF90スパイダーにて採用される格納式ハードトップルーフにはアルミが採用されているとのことで、従来F8等に採用されるルーフパネルに比べて約40kgも軽量化。

加えてリヤトランクスペースも100Lは確保しているとのことから、ある程度の実用性はしっかりと考慮されているのも凄いですね。

そして気になるSF90スパイダーに設定されているボディカラーですが、ぱっと見ゴールドっぽく見えるものの、実際にはモンテカルロイエローという特殊カラーにて設定されているそうです。

もちろん、スパイダーモデルにするために剛性の向上や電動ルーフ用のモーターを搭載したりするので必然的に車体重量が増加するのですが、これも僅か100kgに抑えられ、メーカーオプション尾AssettoFiorano(アセット・フィオラノ)パッケージを設定することで、カーボンファイバーやチタン素材を採用し、更に21kgの軽量化が図られるそうです。

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