マイナーチェンジ版・ホンダ新型シビック・タイプRが部品供給不足で生産を一時停止。国内限定200台のリミテッド・エディションの納期はどうなる?

ブレグジットや昨今の諸事情が重なった稀な問題なのかもしれない

2020年10月に発売スタートしたホンダのマイナーチェンジ版・新型シビック・タイプR(Honda New Civic Type R)/ハッチバックですが、このモデルが一時的に生産停止になっています。

現在イギリス・スウィンドン工場にて生産されている新型シビック・タイプR/ハッチバックですが、今回報道されている内容を見てみると、「ブレグジットの関係で生産を早めに終了させた」のではなく、部品供給がストップしていることが影響で「生産できない」ために生産を一時的に停止しているとのこと。

ブレグジット(イギリスの欧州離脱)の関係で、2021年以降よりスウィンドン工場では生産できなくなるシビック・タイプR/ハッチバックですが、現時点で生産再開の目途は立っておらず、しかしホンダは「現在、生産をできるだけ早く再開できるように対策を考えているところだ」と述べています。


利益や効率重視のジャストインタイム生産方式は、輸送遅れなどで裏目に出ることもある

なおこうした一時生産停止が発生した原因については、2020年12月のクリスマスに向けて商品を大量に船便で輸入するため、フェリックストウ港やサウサンプトン港、そしてロンドンゲートウェイ港などのイギリスのコンテナが非常に混雑しているから。

そのため、ホンダのように必要な時に必要な数だけ部品を供給するジャストインタイム生産方式がマイナスの方向に働いてしまい、全く部品の供給ができないといった問題が発生しているんですね。

もちろん、こういった問題はブレグジットや昨今の諸事情が重なったことによる影響が大きいと考えられ、ホンダもここまでのことは予想できなかったでしょうし、納期が大幅に遅れることも覚悟しなければならないのかも。

なおホンダの対策としては、航空輸送を活用して早急対応したいとの考えを示していますが、こういった問題に直面しているのはホンダだけではないと考えられ、そうなると空港便も相当に混雑する可能性は高そう。

ところで日本限定200台のリミテッド・エディションはどうなるの?

ちなみに日本市場向けに限定200台のみ販売されたシビック・タイプR”リミテッド・エディション(Limited Edition)”ですが、これについても対象に含まれていて、先日2020年11月23日に行われたロットNo.1~10の抽選分に関しては、既に生産完了&国内への入庫が完了しているとの情報があり、当選数分の年内納車は可能だともいわれています。

ただし、その後の先行枠や一般受注枠(早い者順)の190台分に関しては全く情報がなく、もしかするとまだ生産が完了しておらず、最も遅い一般受注枠の2021年4月納車には間に合わず、2021年夏以降に納車ということも考えられるかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS