フルモデルチェンジ版・フォルクスワーゲン新型ゴルフ8に5.6万台超えの大量リコール!マイナーチェンジ版・新型ポロの開発車両も初スパイショット

リコール内容の危険性としては低いものの、まさかこれでVW株価が大きく減少するとは…

2020年10月頃より欧州市場にて発売スタートしている、フォルクスワーゲンのフルモデルチェンジ版・新型ゴルフ8(Volkswagen New Golf8)ですが、何と56,000台ものモデルが大量リコールに。

リコール内容としては、インフォテイメントシステムとリバースカメラに影響を与えるソフトウェアに問題があるとして、2020年7月までに製造された一部のゴルフ8がリコールの対象となっています(グレードなどについては明らかになっていない)。


自主改善レベルではあるものの、リコールのプレスリリース後に1.6%も株価が下落

なおフォルクスワーゲンは、今回のリコールを「自主的なサービス措置」と付け加えているため、強制的なリコールではないとのこと(日本でいえば改善対策的なもの)。

ただ、今回のリコールに関するプレスリリースを発表したことで、フォルクスワーゲンの株価は1.6%減少していたことが明らかとなり、いかにして新型ゴルフ8がフォルクスワーゲンの主要モデルであり、経済に大きな影響を与えているかが良くわかります。

なおゴルフシリーズといえば、2020年最も売れた乗用車としても有名で、欧州市場全体では312,000台以上、その内ドイツでは134,000台が販売されました。

環境法規制の影響もあり、ゴルフシリーズの3分の1近くがハイブリッドグレードが売れているとのことですが、2021年は更にその割合を高めてくるのではないか?とのこと。

既にスタンダードモデル以外にもGTD/GTE/GTI/GTI TCR/Rが発表され、北米市場では2022年後半ごろに新型ゴルフRが登場予定となっています。

パワートレインは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力315hp/最大トルク420Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は4.7秒、最高時速は250km/hにまで到達、そしてドリフトモードを搭載するなど、かなり過激なモデルになることは間違いなさそうです.

マイナーチェンジ版・新型ポロの開発車両が初めてスパイショットされる!偽装されていないようで結構偽装されてるテストカーは以下の次のページにてチェック!