フルモデルチェンジ版・ポルシェ新型911GT3(992世代)が世界初公開!4リッターNA搭載で510馬力発揮、更にニュルブルクリンクサーキットでは7分未満達成!【動画有】
遂にポルシェ新型911GT3(992世代)の詳細が明らかに!
ポルシェ新型911(992世代)シリーズのハイパフォーマンスモデルとなる、フルモデルチェンジ版・新型911GT3(Porsche New 911 GT3, Type 992)が、2021年2月16日に世界初公開されました。
これまで何度か情報リークされていた新型911GT3ですが、おさらいも兼ねてどれだけのスペックを持っているのか、更には先代911GT3に比べてニュルブルクリンクサーキットでは、どれだけ速いタイムを記録したのかをチェックしていきましょう。
新型911GT3のエンジンは4リッターNAながらも、エンジンレスポンスを大幅に向上
早速、2022年モデルとなる新型911GT3(992世代)を見ていきましょう。
今回発表されたモデルは、先代同様に排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力510ps/9,000rpm、最大トルク469Nmを発揮、そしてトランスミッションは7速PDKが標準装備となり、オプションにて6速MTが設定されます。
搭載エンジンは、レーシングモデルとなる911GT3Cupと同じ仕様とのことで、6つの独立したスロットルボディの恩恵を受けることにより、非常に鋭いスロットルレスポンスを提供しているとのこと。
しかもこのユニットは、限定販売された911スピードスターに搭載されるエンジンに改良を加えたもので、新開発ピストンやドライサンプ潤滑システムを採用することにより、レスポンスを向上させるだけでなく、シームレスな加速も提供しているとのこと。
こうした改良に改良を重ねたエンジンを搭載することで、直線性のパフォーマンスとしては7速PDKであれば0-100km/hの加速時間が3.2秒、最高時速は317km/hにまで到達するそうです。
ニュルブルクリンクサーキットでは念願の7分未満を達成!
またこうしたハイクオリティなエンジンを搭載したことや、空力特性の向上と軽量化により、ニュルブルクリンクサーキット・ノルドシュライフェでの周回ラップタイムは、6分59.927秒と驚異的な速さをマークし、何と先代911GT3の7分12.7秒よりも13秒近く速く更新。
ちなみにニュルブルクリンクサーキットでの市販車最速記録ランキングは以下の通りで、新型911GT3は11位にランクインしています。
- メルセデスベンツAMG GTブラックシリーズ:・・・分43.616秒
- ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ・・・6分44.97秒
- ポルシェ911 GT2 RS・・・6分47.3秒
- NextEV NIO EP9・・・6分45.9秒
- ラディカルSR8LM・・・6分48秒
- ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ・・・6分52.01秒
- ラディカルSR8・・・6分56.08秒
- ポルシェ911 GT3 RS・・・分6:56.4秒
- ポルシェ918スパイダー・・・6:57秒
- ランボルギーニ・アヴェンタドールSV・・・6:59秒
- ポルシェ911GT3(992世代)・・・6分59.927秒(NEW)
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