これ本当に韓国車?起亜K7/カデンツァの後継モデル・新型K8がカッコいい件。どことなくBMW感はあるものの質感はかなり高そうだ

起亜から突如としてフラッグシップセダン新型K8が登場

韓国自動車メーカー・起亜(Kia)といえば、以前全く新しいデザインロゴ(エンブレム)を公開し話題を呼びましたが、今回新デザインロゴを装着した全く新しいモデルが世界初公開されました。

今回発表されたモデルは4ドアフラッグシップセダンの新型K8で、従来ラインナップされているミドルサイズセダンK7(北米ではカデンツァとして販売)の後継モデルとなるそうですが、現時点では2021年後半ごろに韓国市場にて発売される予定で、北米などの他市場での市販化については明らかになっていないとのこと。

▽▼▽関連記事▽▼▽


例のBMW感は若干残っているものの、フレームレスのタイガーノーズグリルでデザイン刷新

こちらが今回公開された新型K8のエクステリアデザイン。

起亜のアイデンティティでもあるタイガーノーズグリルですが、グリル周りのフレームを設けていたことで「BMWっぽい」と言われていただけに、今回大胆にグリルフレームレスを採用。

これにより、一気にスタイリッシュ且つ「えっ、これって起亜のモデルなの?」と思わせるほどの変貌を遂げていることは確か。

フロントグリルパターンは、ダイヤモンド格子デザインにすることで高級感や精悍さもあるため、韓国の富裕層からも注目を浴びる一台になるのではないかと思います(ジェネシスにも対抗できそう)。

サイドビューはこんな感じ。

ダイナミックなキャラクターラインが何とも印象的ですが、こういった抑揚をつけることでセダンの品格と高級感を高めているところは流石。

あとは4ドアセダンというよりも、トップルーフから下っていくボディラインは4ドアクーペ/ファストバックに近い印象で、こうした伸びやかなボディラインについては「穏やかな海を航行するヨット」からインスピレーションを得ているとのこと。

センター一文字風テールランプは起亜の定番デザイン

リヤビューはこんな感じ。

リヤテールランプはセンター直結式の一文字式を採用し、ワイドで先進的な上にダイナミックなデッキリッドスポイラーとの組み合わせも中々にグッド。

なおこのモデルに関する詳細は一切触れられておらず、パワートレイン等も明らかになっていません。

今後数か月以内に詳細が明らかになるとのことですが、K7/カデンツァがベースになるのであれば、パワートレインは排気量3.3L V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力290hpを発揮するものと予想されます。

☆★☆起亜(KIA)関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS