これが本当の魔改造…フォード・クラウンビクトリアに戦車用の大排気量27L (27,000cc) V12エンジンをぶち込んでみた。大型セダンでもエンジンが完全にはみ出してる【動画有】
まさにパワーは正義!アメリカ人はパワーのためなら何でもやるようだ
さてさて、世の中には大パワー&大排気量エンジンをスワップする魔改造モデルが数多く存在しますが、今回はアメリカのフルサイズセダンとなるフォード・クラウンビクトリア(Ford Crown Victoria)をベースに、とんでもない排気量を持つハイパワーV12エンジンをぶち込んだ魔改造モデルが登場。
今回このモデルを製作したダニエル・ウェルナー氏によると、ロールスロイス製の戦車メテオに搭載される排気量27L (2.7Lではなく、27,000cc) V型12気筒エンジンをぶち込んだクレイジーモデル。
早速どのような魔改造モデルに仕上げられたのかチェックしていきましょう。
ワイスピにも登場しそうなヤバめのクラウンビクトリアを見ていこう
こちらが今回公開された、排気量27L V型12気筒エンジンをワイルドスワップしたクラウンビクトリア。
エンジンルームが完全にはみ出てしまい、運転席からの視界は恐らく最悪(ワイスピでもここまでヤバイエンジンは搭載しないと思う)。
製作者によると、このモデルの愛称は「ミーティア・インターセプター(Meteor Interceptor)」と呼ばれているそうで、おそらくは映画「マッドマックス」に登場するインターセプターがモチーフになっていると予想。
27Lエンジンの前に、37Lエンジンエンジンを搭載しようと試みるも断念…経緯があまりにも脳筋過ぎるぜ
さらにミーティア/メテオとは、第二次世界大戦時代に使用された戦車に搭載される、排気量27Lのロールスロイス・ミーティオ製V型12気筒エンジンを指していて、当初ダニエル・ウェルナー氏はスピットファイア・プレーン(戦闘機)に搭載されていた排気量37L (37,000cc) ロールスロイス・グリフォンエンジンをスワップしようと試みるも、あまりにもサイズが大きすぎるために前者にて落ち着いたとのこと。
市販車&純正で最も排気量の大きいモデルはデヴェル・シックスティーン
ちなみに、市販モデルで大排気量エンジンを搭載するモデルといえば、ドバイ発のノンハイブリッドハイパーカーでお馴染みとなるデヴェル・モータースのデヴェル・シックスティーン(Devel Motors Devel Sixteen)が有名。
このモデルでも排気量12.3L V型16気筒クワッドターボエンジン搭載し、最高出力5,000hpを発揮するクレイジーモンスターですが、このモデルよりも更に2倍以上の排気量を持つことになりますから、いかに「普通ではない」ことをやっているかがわかるかと思います。
※ちなみに日本の芝浦グループホールディングスに1台だけ納車
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