【価格は約10億円】日本初上陸のデヴェルシックスティーンを見てきた!全幅サイズは超絶ワイドな「2,315mm」!ところどころに”16”のアクセントも【動画有】

2022-07-06

あのドバイ発となるとんでもハイパーが日本初上陸!

2022年6月24日、九州は芝浦グループホールディングスの新社屋完成を記念し、同社の自動車事業となるニューガイアモータースと、UAEドバイの新興メーカーであるWモータースとデヴェルモータースとのパートナーシップ締結会が開催されました。

この日は、そのパートナーシップ締結を記念し、日本初上陸&日本初公開となるWモータース新型フェニアスーパースポーツ(W Motors New Fenyr SuperSport)と、デヴェルモータース新型デヴェルシックスティーン(Devel Motors New Devel Sixteen)がアンヴェールされました。

これらのモデルについては、ニューガイアモータースがディーラーとなって国内仕様のモデルを販売していく計画となっています(既にオーナーである新地哲己 氏が、デヴェルシックスティーン×1台、フェニアスーパースポーツ×6台を購入・契約済)。

今回は、日本でも販売される新型デヴェルシックスティーンの内外装デザインをインプレッションしていきたいと思います。


これが日本の公道を走るとは…エクストリーム且つクリーピーなエクステリアを持つデヴェルシックスティーン

早速日本初公開の新型デヴェルシックスティーンを見ていきましょう。

デヴェルシックスティーンといえば、排気量12.3L V型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力5,000psを発揮するモンスターカーとして注目されましたが、誰もが「そんなモデル作れるはずがない」と否定されてきました。

しかしそんなモデルも、約14年という長い期間を経てようやくプロトタイプモデルとして完成し、この日本に到着しました。

最終完成形ではなく、今回のジャパンプレミア用に準備されたプロトタイプモデル

今回日本初上陸のこの個体は、イタリアにて度々スパイショットされていたプロトタイプモデル(仮のプロダクトモデル)で、スーパーカー系YouTuberのスーパーカーブロンディ(SupercarBlondie)さんのチャンネルでも公開された一台です。

ようやく日本でもお披露目された日本仕様のデヴェルシックスティーンですが、実はこれが最終形態ではなく、あくまでもフェーズ2段階のプロトタイプのため、ここから更に日本仕様へとアップデートされ、内外装共に大きく変化していく予定とのこと。

プロトタイプモデルでも十分すぎる存在感だが、ここからどのように形態を掛けていくのか楽しみだ

見るからに普通の車ではないデヴェルシックスティーンですが、フロントフードにはブラックのアクセントが追加されているものの、これもブラックペイントに留まっている状態。

あくまでもジャパンプレミアのために急きょ準備された(仮)プロダクトモデルのため、今後は日本の規制に準拠したボディスタイルへとマッシュアップしていく予定です(ここから更にどこまで変化するのか気になる…)。

全幅は驚異の2,300mm超え!

そしてこのワイド&ロースタイル!

気になるデヴェルシックスティーンのボディサイズですが、何と全長5,298mm×全幅2,315mm×全高1,197mmというサイズ感で、全長だけでもロールスロイス・ドーン(Rolls-Royce Dawn)に匹敵するロング仕様。

そして全幅に関しては、都会の機械式パレット駐車場には到底収納できず、下手すると地下駐車場の入り口でも引っ掛かるレベルのワイド感かもしれません。

ちなみに(仮)プロダクトモデルが公開される以前のコンセプトモデルでは、全長5,304mm×全幅2,410mm×全高1,272mm、ホイールベース3,458mmだったため、今回は市販向けにより引き締まったということに。

これも参考までにですが、超ワイドなランボルギーニ・アヴェンタドールでも全幅2,030mmですし、ブガッティ・シロンでも全幅2,038mmなので、2,300mm超えの幅がどれだけ規格外のサイズ感なのかが良くわかるかと思います。

サイドビューはこんな感じ。

エンジンはリヤミドシップに搭載され、将来的にV型16気筒クワッドターボエンジン(シボレー製V型8気筒ツインターボエンジンを2基搭載)を搭載するため、そのスペースと耐久性を確保するために大幅に延伸しているのが確認できますが、まるでエイリアンのような不気味なフォルム。

その不気味さも、デヴェルデヴェルシックスティーンの名にふさわしい内容なのかもしれません。

2ページ目:デヴェルシックスティーンには、ところどころに”16”のアクセントが隠されている?