【世界限定499台のみ】低走行距離のフェラーリ・スクーデリア・スパイダー16Mが中古車市場に登場!今後間違いなく高騰するプレミアモデルに

フェラーリの旧世代モデルでも新車価格以上が定番になってきた

フェラーリは今後、ダウンサイジング&ハイブリッドモデルを販売し、更に2025年からはピュアEVモデルを市販化するなど、少しずつ電化の流れが進んでいますが、そういった中で少しずつ価格高騰を見せているのがV型8気筒/V型12気筒エンジンを搭載するノンハイブリッドNAモデル。

今回は、2009年式となるフェラーリのハイパフォーマンスオープンモデル・スクーデリア・スパイダー16M(Ferrari Scuderia Spyder 16M)が中古車市場にて販売されています。

一体どれほどの価格帯にて販売されているのか?どのような仕様なのか?早速チェックしていきましょう。


何とスクーデリア・スパイダー16Mの中古価格も812スーパーファストに近いところまで高騰

こちらが今回、アメリカ・ロサンゼルスFusion Luxury Motorsにて販売されているレッドカラーにイタリアントリコローレのセンターストライプを追加した特別な一台。

スクーデリア・スパイダー16Mは、世界限定499台のみ販売され、その内の120台が北米市場、約50台が日本市場にて割り振りされています。

今回アメリカにて販売されている120台中1台の個体は、レッドブレーキキャリパーやカーボンファイバ製アンダードアカバー、フルレザートリム、イタリアントリコローレ付きレーシングリバリー、カラードステッチといった特別なオプションが追加され、現地での総支払額は約3,600万円(333,873ドル)。

一方で中古車価格としては約4,400万円と812スーパーファスト(812 Superfast)に近い価格帯であることから、既にプレミア価値が付いている一方、今後電化が進むにつれてICEの価値も高騰することは間違いなく、その対象にスクーデリア・スパイダー16Mも含まれることでしょう(現に既に高騰している)。

現代のフェラーリでは定番となっているセンターストライプも

改めて16Mを見ていくと、その見た目は430スクーデリアをベースにオープントップにしたアグレッシブなスタイリングで、ボディ中心にブラックとそれを縁取るようにシルバーの細いラインが4本入っているのも特徴的。

センターストライプも現代のスペチアーレモデルを中心に標準的になってきましたが、こういった特別なデザインも16Mでは新車オーダー時に標準的に設定できるというのも魅力的なポイントだと思います(もちろんトリコローレカラーの変更や、トリコローレレスも可能)。

スクーデリア・スパイダー16Mのスペックは、現代のあのモデルとほぼ同じスペックだった?気になる続きは以下の次のページにてチェック!