2021年夏頃にも日本に導入されるマイナーチェンジ版・オペル新型グランドランドが世界初公開!競合の多いCセグメントSUV市場で生き残れるか?

エレクトリックモデル風に進化したものの、あとは日本市場でも注目を得られるかが重要

いよいよ2021年夏頃より日本市場へと再参入するオペルですが、このブランドから記念すべきマイナーチェンジ版となる新型グランドランド(Opel Grandland)が販売されることが決定し、今回その内外装デザインが明らかとなりました。

グランドランドは元々、2018年に欧州市場にて販売されたグランドランドXのことを指していて、今回のマイナーチェンジにより末尾の”X”が削除されました。

基本的にはスペックに関しては、2019年5月頃に一部改良によって新しく追加されたPHEVがメインとなり、内外装デザインはフルモデルチェンジレベルでの大きな変化となります。


見た目が先進的になるだけでなく、実用性や安全性も大幅に強化

こちらが今回、日本市場でも販売される新型グランドランドのエクステリアデザイン。

フロントマスクは、アストラ次世代型のVizorフロントエンドデザインを採用し、フロントのLEDマトリックスヘッドライト技術はインシグニア(Insignia)から流用され、マイナーチェンジ前に比べて一気に先進的なデザインへと進化。

しかもクラスターごとに84個もの発行ダイオードを使用し、赤外線カメラを備える暗視システムを追加することで視認性を大幅に向上することで、最大100m先の人や動物を検出できるレベルまでアップデートされています。

サイズ感としてはプジョー新型3008とほぼ同じ、競合モデルは?

スタイリングとしてはCセグメントSUVになるとのことで、具体的なボディサイズについては公表されていないものの、MC前のサイズ情報を参考にさせて頂くと、全長4,477mm×全幅1,844mm×全高1,636mm、ホイールベース2,675mm。

このサイズ感に最も近いのは、同じPSAのEMP2プラットフォームを採用しているプジョー新型3008の全長4,450mm×全幅1,840mm×全高1,630mmで、サイズ感だけで見たらマツダCX-5やトヨタ新型ハリアー/RAV4、ホンダCR-Vも似たところ。

ただ競合モデルについては明確なモデルがピックアップされておらず、先述に挙げたCセグメントSUVが競合の対象になるのかは何とも言えないところ(同じPHEVであればトヨタRAV4 PHV辺り?)。

また新型グランドランドのイメージカラーも、PHEVシステムを採用したことで排ガス規制や環境法規制に準拠したクリーンなモデルであることを謳うために、ブルー×ブラックのデュアルトーンを採用しているところもユニーク。

リヤビュー全体は確認できないものの、リヤテールゲートのセンターにはオペルのエンブレムが貼付され、その直下には”GRANDLAND”のネームバッジも貼付されています。

なおリヤテールランプは、昨今のトレンドにもなっているセンター直結タイプの一文字ではなく、非直結型でシャープな印象を受けますね。

新型グランドランドのインテリアはより先進的に!パワートレインはどうなる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!