MINIにBMW・M3のV8エンジンをぶち込んだ魔改造モデルがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2021にてデビュー!純正でド派手な3色ルーフを採用した新型ミニも登場
そもそもV8エンジンをMINIのボンネットに収納できたことが凄い
2021年7月8日~7月11日まで開催のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2021にて、ミニ・クーパー(MINI Cooper)をベースにV型8気筒エンジンをぶち込み、更に後輪駆動化した魔改造モデルが特別出展されます。
このモデルは、イギリスのカスタムチューナーPowerflexが発表したもので、ミニ・クーパーを「よりゴーカート感覚」で「よりドライビングダイナミクスが得られる」スーパーホットハッチとなるように約4年もの開発期間を要したそうです。
ちなみにグッドウッドにて発表されるモデルの名称は「Powerflex V8MINI」で、同じBMWグループの”あのエンジン”が搭載されています。
早速クレイジーカスタムモデルのPowerflex V8MINIの内外装を見ていきましょう。
見た目は普通っぽいが、中身はとんでもないじゃじゃ馬が…
こちらが今回世界初公開され、更にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2021にて出展されるスーパーホットハッチV8MINI。
一見してそこまでクレイジーそうなミニには見えない感じですが、フロントフードダクトや足元の大口径アルミホイールなどを見る限り、ちょっと危険な香りがしてきましたね。
F80世代M3のV8エンジンを搭載!
実はこのモデル、フロントボンネット内にはBMW F80世代のM3に採用された排気量4.0L V型8気筒エンジンが搭載され、最高出力414hpを発揮するそうです。
ただ、V字型エンジンとトランスミッションDCTを、4気筒エンジン用に設計されたシャシーに”縦置き”で設置することなど容易なことではなく、フロアパンとバルクヘッド全体を強化して再加工することに。
エンジンとリアディファレンシャルは、スバル・インプレッサSTI(Subaru Impreza)から流用されたサブフレーム上に配置されているとのことで、すべてPowerflexポリウレタンブッシュによって装備完了。
マクファーソンストラットも特注で、カスタムタワー内に固定されています。
V8エンジンをスワップするだけでも相当なことですが、そもそものベースとなるミニクーパーのエクステリアデザインをほとんど変更せずに改造できたことにも驚きですし、よりワイド化するためにフレアワイドフェンダーを装着するレベルに抑えたところも流石の一言。
車内はかなりスパルタンなレーシング仕様
続いてインテリアも見ていきましょう。
外観はそこまで大きく変更しないなか、内装はガラッ且つスパルタンに変更されましたね。
ロールケージはもちろんのこと、後席部分も不要なモノは全て廃除し軽量化に成功。
なおこれらのカスタムは、以下のカスタムチューナーによって結成された、イギリスのPerformance Automotive AftermarketAssociationの特別メンバーによって作られた一台ですが、現時点で市販化やオークションにて出品する予定はないとのことです。
・ED Motorsport
・Litchfield Motors
・Alcon
・Tilton Engineering
・Bilstein UK
・Forge Motorsport
・Goodridge
・Aero Tec Laboratories(ATL)
・ITG、Cobra Seats、Lifeline
MINI公式からも、ド派手なグラデーションカラーのオプションカラーを発表!気になる続きは以下の次のページにてチェック!