世界のランクル恐るべし…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300が2021年7月上旬時点で約19,000台の先行予約→単純計算で約2年半の納期に

2021-07-11

発売1か月前にして2万件に迫るバックオーダー…新型ランクル300は決して安くないはずだが

さてさて、2021年8月1日より発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、いつもお世話になっているトヨタディーラーより、速報として同車の先行予約状況を教えていただきましたのでご紹介いたします。

当初の予定通り、2021年7月8日に概ねの納期や受注状況が明らかなったのですが、何と先行予約数は約19,000台で、初期ロットとなる2021年7月1日の受注枠に入った方は、最短で2021年9月中旬から下旬に納車される予定とのこと(もしかしたらエリアや販売チャネルによっては、更に早いところもあるかもしれない)。

ただ、ここで一つ注意してほしいのは、初期ロット枠に入ったからといって、ガソリン/ディーゼルによって納期が異なる事、そして特別グレードとなるGR-Sは生産枠が少ないことから、こちらも納期が遅れる恐れがあるとの情報が入っています。

これも販売チャネルやエリアなどによって条件が異なる可能性もありますから、是非とも最寄りのディーラーにて納期チェックして頂けたらと思います。


初期ロット枠の納期が判明した2021年7月8日にオーダーした場合の、最新納期情報は?

そしてここからが最も気になるであろう、新型ランドクルーザー300の最新納期情報。

これもいつもお世話になっているトヨタディーラーにて確認したところ、2021年7月8日時点では「2022年内に納車できないかもしれない」とのことで、既に1年以上の納期になっているそうです。

元々新型ランドクルーザー300の目標月産台数は、約600台~700台とそこまで多くは無く、これに対して約19,000台の先行予約が入っているわけですから、単純計算で31.7か月~27か月という計算に。

つまり、どんなに早くとも2年以上という途方もない長納期(フェラーリのスペチアーレモデル並みじゃないか…)になるわけですが、トヨタ側もこのような事態になるとは想定していなかったと思いますし、もしかすると生産体制を強化して納期短縮を図ることも考えられるかもしれません。

あと、この情報はあくまでもトヨタディーラーの予想レベルなので参考程度にして頂けますと幸いですが、2021年7月1日より製造されているガソリンモデルと、遅れた7月19日より製造されるディーゼルモデルでも納期が異なるそうで、特に国内でのディーゼルモデルの需要も高いことから、その影響も大きく受けるかもしれないとのこと

あまり細かいことは記載できませんが、なかには転売対策のためにNGリストによる販売禁止や、購入前に誓約書を記載させるなど、これもディーラーによって様々な対策が施されているとのことですから、純粋に新型ランクル300での充実したカーライフを求めるユーザーを優先して販売していくスタンスは素晴らしいのではないかと思います。

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新型ランクル300は多くのランクルファンが待ち望んだフラッグシップSUV

新型ランクル300は、当初予想されていた金額よりも安くなっていることから、そのギャップで”安い!”と錯覚を起こし購入に踏み切ったユーザーも多いと思うんですね。

確かに新型ランクル300が510万円(税込み)~800万円(税込み)にて購入できるのは驚きで、驚異の残価率ともいえる65%~70%(販売店によって異なる)を持つため、「そりゃ売れるよな…だって世界のランクルだもの」と思わせる程。

とはいえ、決して安い買い物ではないですし、それでも約19,000台という先行予約数が入るということは、それだけ新型ランクル300の魅力と価格帯との組み合わせが、ユーザーにとってベストバイと言わせるダメ押しポイントになったのかもしれませんね。

参考までに、新型ランドクルーザー300のグレード別価格帯は以下の通り。

【新型ランドクルーザー300(4WDのみ)のグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

◇GX:[ガソリン・2列5人乗り]5,100,000円

◇AX:[ガソリン・3列7人乗り]5,500,000円

◇VX:[ガソリン・3列7人乗り]6,300,000円

◇ZX:[ガソリン・3列7人乗り]7,300,000円/[ディーゼル・2列5人乗り]7,600,000円

◇GR-S:[ガソリン・3列7人乗り]7,700,000円/[ディーゼル・2列5人乗り]8,000,000円

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