これはちょっと…スタンス仕様・フェラーリ「330 P4」のレンダリング画像が公開に

2020-05-26

フェラーリのレーシングモデルとなる「330 P4」をスタンス仕様に設定したレンダリング画像が公開に。
このレンダリング画像を作成したのは、デジタルアーティストのKhyzyl Saleem氏で、これまでにランボルギーニ「カウンタック」と「アヴェンタドールSV」をドッキングさせたレンダリング画像を作成するなど、非常に個性的なデザインを提供していますね。


今回のレンダリングは、レーシング仕様で既に低車高となっている「330 P4」を更に車高短にして、若干キャンバーを効かせた、いかにも「スタンスネーション」にて登場しそうな個体となっています。
ちなみに、「330 P4」と言えば、1966年のル・マン24時間耐久レースのために開発されたモデルで、3台製作されたうちの1台は「330 P4」として完成するも、残り2台は「412P」に改装されたため、「330 P4」は実質世界で1台のみ幻のモデルとなります。

【The Ferrari 330 P4 is One Sexy Beast】


ちなみにこちらは、「330 P4」の公道仕様モデルとなる「330 P4 RCR」にて、マクドナルドのドライブスルーを利用してみた動画となりますが、やはりその特別なスタイリングとエンジンサウンドによって大きな注目を受けています。

【Running Errands in a Ferrari 330 P4 RCR- Race Car on the steet.】

関連記事①:これは一体?フェラーリ「250GTO」をモチーフにした「612GTO」のレンダリング画像が公開に

フェラーリのクラシックモデル「250GTO」をモチーフにした「612GTO」のレンダリング画像が公開に。
このレンダリング画像は、実は7年前にも一度「250GTO」をベースにしてレンダリング作成されていたのですが、当時のデザインから比較すると、かなり大きな変更点が加えられていることが確認できます(以下の画像が7年前にデザインされた「612GTO」のレンダリング画像)。
もちろん、このデザインは未だ市販化されていないものの、今後市販化が予想される「ディーノ」に反映される可能性もあるのかもしれません。

上の(7年前に作成された)「612GTO」のレンダリングを確認してみると、現在の主力製品でもある「458イタリア」や「カリフォルニア」に近いデザインのヘッドライトが採用されており、フロントエンドは「250GTO」を少し角ばらせた印象がありますね。
ちなみに、今回公開されているレンダリング画像では、ヘッドライトのデザインが、明らかにマクラーレン「570S」や「650S」といったアーチを描くようなシームレスライトが設定されています。
フロントのエアインテークやグリル部は丸みを帯びており、「250GTO」のデザインをそのまましたかのようなナチュラルな仕上がりになっていますね。

エンジンは、フロントボンネットにダクトがあることから、「F12ベルリネッタ」のようなフロントマウントエンジンとして搭載されており、恐らくターボ仕様(V6ツインターボ?)だと思われます。

リヤのスタイリングやデザインにおいては、フェラーリのクラシックモデル(GT系?)に近しいものに。
ちなみに、7年前のリヤデザインは、以下のようなリヤテールランプとなっていますが、それ以外のリヤバンパーや2本出しマフラは特に変更されていないように感じられます。

関連記事②:ランボルギーニからシューティングブレーク?フェラーリ「GTC4ルッソ」を意識した謎のレンダリングが公開に

今年の12月4日に、ランボルギーニからスーパーSUVモデル「ウルス」が発表されることが判明していますが、その一方で謎のシューティングブレーク・コンセプトと思わしきレンダリング画像が公開に。
コチラのは個体は、ロシアのデジタルアーティストであるイゴール・シチコフ氏がデザインしたもので、ランボルギーニ「セストエレメント」「レヴェントン」「エストーケ」をモチーフに独自に描いた唯一無二のスーパーシューティングブレークなのだとか。

ライバルとする個体は、フェラーリ「GTC4ルッソ」であるとのことで、パワートレインはおそらく「アヴェンタドール」と同様で排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載を予想しますが、「ウルス」と共通のパワートレインの排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンないしは強力なプラグインハイブリッドの可能性も。

フロントエンドデザインはかなり攻撃的且つ角張った印象を受け、フロントグリルがエアインテーク含めフラットに3つ存在していますね。

サイドパネルは異様なまでに複雑なプレスラインで、強烈なエッジが効いています。
フロントボンネットからAピラー、ルーフにかけての流線が非常に独特で、おまけにルーフからりやハッチまでのラインは若干の傾斜を持たせて少しずつ下っていることが確認できますね。

上部のデザインはこんな感じ。
ガラスとボディパネルの配置が非常に複雑ですね。ルーフとリヤハッチの間につなぎ目があることが確認できますが、リヤハッチは収納用のトランクスペースを設けているのかもしれません。

ちなみに、この個体は主にトラベル・レザー用としてデザインされており、モデルもトラベル目的の女性を対象に。
ただ、これだけの攻撃的なスタイリングを持つ個体から、女性が下りてきたら相当にびっくりしますね。

関連記事③:フェラーリ「F12tdf XX」が存在したら?というレンダリング画像が公開に。意外とシンプルなワイド&ロー

フェラーリ「F12ベルリネッタ」の高性能モデルとして登場した「F12tdf」を更なるレーシング仕様に改造した「F12tdf XX」の予想レンダリング画像が公開に。
こちらのレンダリングでは、主にリヤの変更点を表現しており、リヤスポイラーやクラスター、リヤディフューザー、更にはつなぎ目の無いオーバーフェンダーが装着されるなど、極力シンプルなワイド&ローのスタイリングを実現しています。

ちなみに、今回のこのレンダリングを担当したのはピクセルアーティストのRain Prisk氏で、過去にランボルギーニ「アヴェンタドール」のオープンモデルや「チェンテナリオ」の予想CG等の作製を手掛けた先駆者で
今回の「F12tdf XX」も現実的に登場してもおかしくないほどの仕上がりですが、フェラーリとしては、あくまでもレンダリングにとどめておきたいモデルであると、”XX”の可能性については示唆していません。

関連記事④:フェラーリ「FF」を1990年代にしてみたら?というレンダリングが公開に

2011年に販売がスタートした、ピニンファリーナデザインの2+2シータとなるフェラーリ「FF(フェラーリ・フォー)」。
フロントに排気量6.3L V12気筒エンジンを登載し、最高出力660psを発揮するシューティングブレークモデルとなりますが、そのモデルが今回、1990年代に販売していたら?というテーマにてレンダリングが公開されています。

今回レンダリング作成に携わったのは、デジタルアーティストのRAIN PRISK氏となりますが、上の画像を見ての通り、リトラクティブライトのデザインや全体的なデザインを確認していくと、2+2シータの「456GT」が基本ベースになっているように感じられますね。
ホイールも、非常に時代を感じさせるデザインではありますが、ワンロックナット式というところは現代風のものを取入れているいて、ところどころで見え隠れすると現在の過去の素顔があり、何とも魅力的な一台となっています。

関連記事⑤:ル・マンレーシング仕様のフェラーリ「F40」を別角度からレンダリングされた画像が公開に

さて、先日の記事にてル・マンレーシング仕様のフェラーリ「F40」(リヤのみ)が日本風情の街並みとコラボしたレンダリング画像が公開されましたが、このレンダリングの続編として新たに別角度から描かれた画像が公開に。

関連記事:負ける気がしない。フェラーリ「F40」をル・マンレーシング仕様にしたレンダリングが公開

そのレンダリング画像が、以下の上正面から見たものとなりますが、かなり極端な空力性能を重視したデザインであり、特にフロントのアンダースポイラーとオーバーフェンダーが一体型となっていてかなり過激なデザインとなっていますね。

ちなみに、このレンダリングを手がけたのは以前に引き続きKhyzyl Saleem氏で、一番の上のリヤのみのレンダリング画像があまりにも反響が大きかったため、急きょ公開する予定のなかった上正面からの画像を公開(以前より作られていたもの)したとのことです。