えっ、中古で約1億円?!既に販売終了となったランボルギーニ・アヴェンタドールSVJロードスターの中古車がとんでもない金額にて転売中

もしかしたら内燃機関系のスーパーカーは、今後更に高騰するかもしれない?

ランボルギーニが世界限定600台(クーペ350台/ロードスター250台)のみ販売した最後の特別仕様車アヴェンタドール・ウルティメ(Lamborghini Aventador Ultimae)が既に完売され、カタログモデルとなるアヴェンタドールSも受注ストップで、いよいよランボルギーニのV型12気筒ノンハイブリッドモデルが完全に販売終了となりました。

この影響により、現在海外の中古車市場においては、ランボルギーニやフェラーリなどの内燃機関モデルが少しずつ高騰中ですが、そのなかでもとんでもない価格帯にて販売されているアヴェンタドールSVJロードスター(Aventador SVJ Roadster)が話題となっています。

何とその中古車価格は、現地価格にして999,996ドル(日本円換算で約1.14億円)とのことで、新車販売価格の約2倍の価格にて転売されています。

一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。


ボディカラーもかなり希少なマットパープル

こちらが今回、とんでもない金額にて販売されているランボルギーニ・アヴェンタドールSVJロードスター。

販売元は、アメリカ・ノースカロライナ州シャーロットにあるマクラーレン・シャーロットディーラーで、インターネットサイトeBay経由にて販売されています。

早速仕様を見ていくと、ボディカラーは何とも特殊なマットパープル系(Viola)で、内装はホワイト系のビアンコレダ。

走行距離は僅か5,628km(3,497マイル)とそこまで走られておらず、内外装共にキズ一つない極上の一台となっています(どうやらプロテクションラッピングを施工している模様)。

何とも迫力あるエクステリアですが、下回りはカーボンブラックにホワイトのディテールアクセントに仕上げることで、内装のホワイトとの統一感を持たせています。

なおeBayの情報によれば、基本的にブラックのアクセントカラーに仕上げられているところはカーボン素材とのことで、メーカーオプション系はほぼ全て装備されているそうです。

今にも空を飛びそうな戦闘機ルックなスタイリング

サイドビューはこんな感じ。

まさに戦闘機のようなボディスタイルで、ロードスターということもあってハードトップルーフは外されていますが(ルーフももちろんフルカーボン)、フロントフード内のスペースに収納することが可能になっています。

足もとの鍛造アルミホイールを見ていくと、極細のY字スポークに仕上げられ、ブロンズカラーにペイント。

ブレーキキャリパーは適度なアクセントとなるレッドにペイントされています。

そしてリヤフェンダー付近を見ていくと、”SVJ”はステッカーなのかペイントなのかは不明ではあるものの、”J(Jota/イオタ)”はレッドではなくホワイトにペイントされています。

リヤエンドも見ていきましょう。

この迫力が溜まりませんね。

リヤウィングはシャークフィンとの一体化形状で、カーボン素材を採用しています(おそらくデザインモチーフはヴェネーノ)。

この他、リヤテールパイプはマットブラックに仕上げられ、リヤディフューザーはもちろんフルカーボンファイバ素材とホワイトのディテールアクセントを追加しています。

この他の装備内容としては、カーボンファイバーインテリアパッケージやリフターシステム、軽量パッケージなどが装備されているとのことで、オプション費用だけで1,000万円近くは掛かっているものと予想されます。

チラッとだけ内ドア部分が確認できますが、ブラックの部分は基本的にカーボンファイバオーナメントパネルを採用し、内ドアハンドルはボディカラーと同じパープル仕上げで非常にオシャレ。

パワートレインは、今後絶滅危惧種になるであろう排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力770ps/最大トルク720Nmを発揮。

駆動方式は、リヤ機械式セルフロックディファレンシャルを備える四輪駆動(AWD)システムを採用し、トランスミッションは7速シングルクラッチを標準装備(ウラカンはデュアルクラッチなのに、アヴェンタドールはずっとシングルクラッチなのはロマンがある)。

直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.9秒、最高時速は350km/h以上となります。

いつか「1億円のときに買っておけば良かったなぁ」と言われる日が来るのだろうか?

改めて現地販売価格は999,996ドル(日本円に換算して約1.14億円)での販売となっていますが、果たしてこの金額にて売れるのかどうか?というのが気になるところ。

そしてこのモデルを販売しているのがマクラーレンというのもユニークなところですが、おそらくマクラーレンも「今後内燃機関は高騰する」ことを見越してのプレミア価格での販売なのだと予想されます。

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