フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300の中古車が遂に登場!何と並行逆輸入で約1,400万円…更に私が撮影したランクル画像を材料に転売の話を持ち掛けるユーザーも

いよいよ中古車市場にとんでもない価格の新型ランクル300が登場してしまったようだ

2021年8月2日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Crusier 300)ですが、2021年10月末時点での納期は2~3年ほどと言われているものの、一部の情報では5年~7年などとんでもない状況になっています。

なお新型ランドクルーザー300を購入・契約する場合、事前に転売しないこと・不正に輸出しないことを前提にトヨタがオフィシャルにて作成した誓約書にサインする必要があります。

▽▼▽関連記事▽▼▽

そのため、中古車市場に新型ランドクルーザー300がラインナップされることは2022年夏以降は考えづらいと予想していましたが、遂に予想に反してとんでもない価格で販売されています。

一体どれぐらいの価格帯なのか?チェックしていきましょう。


どうやらディーゼルとガソリンの2種類を販売しているようだが

こちらが今回、国内インターネット中古車サイト・グーネットにて販売されている新型ランドクルーザー300。

どうやら国内にて納車されたモデルではなく、海外にて納車された左ハンドル仕様の個体を逆輸入した並行モデル。

上の画像のナンバープレートを確認する限りだと、おそらくはカタール(中東市場)の在庫品だとは思いますが、何よりも驚きなのがその価格帯。

何と本体価格は1,359.9万円で、支払総額は1,410万円とレクサスLXよりも高額なプレミアム価値が付加されているのがわかります。

なお参考までに、日本市場向けの新型ランドクルーザー300の価格帯が510万円~800万円となるため、その価格帯に対して(関税なども考慮して)2倍ほど高額に。

カタール市場向けは3種類のエンジン体系がラインナップされている

そして最も気になるのがグレードですが、カタール市場向けは、以下の通り大きく5種類のグレードに分類され、パワートレインも3種類の設定があります。

そして今回の対象となるVX.Rは、日本市場向けでいうところのZXに該当する上位グレードになります(ガソリンとディーゼルの設定も有り)。

【カタール向け新型ランドクルーザー300のグレード構成一覧(4WDのみ)】

◇エントリーグレードGX・・・※①②③

◇エントリーグレードGX-R・・・※①②③

◇中間グレードVX・・・※①②③

◇上位グレードVX-R・・・※①③

◇特別グレードGR SPORT・・・※①③


※①・・・排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンモデル
※②・・・排気量4.0L V型6気筒自然吸気エンジンモデル
※③・・・排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジンモデル

参考までに、以下の関連記事にカタール市場向け新型ランドクルーザー300のカタログ情報を掲載していますので、気になる方はチェックしていただけますと幸いです。

▽▼▽関連記事▽▼▽

ボディカラーはホワイト系に、内装はダークローズ×ブラックのデュアルトーンカラーとなっていますが、このモデルの販売元であるSMTさんの情報によると、注文してから1か月~2か月はかかるそうです。

そもそも並行逆輸入モデルの販売は可能なのか?

そして個人的に気になったのは、そもそも新型ランドクルーザー300は、自国から海外に転売目的にて輸出することは禁止となっているはずですが、逆輸入品を転売することは問題ないのか?というところ。

この点についてはトヨタメーカーに確認する必要があるかと思いますが、トヨタも独自に中古車市場はチェックしているはずですから、何らかの対応を行うのか、それとも「誓約書の落とし穴」を見つけてしまい黙認するのかは不明。

いずれにしても、こうした販売方法が合法となってしまった場合は、今後更に中古車市場にて転売車両が増える恐れも高まるかもしれませんね。

当ブログの新型ランクル300 GR-S画像を悪用し、販売の材料に使用しているSNSアカウントが話題に?気になる続きは以下の次のページにてチェック!