ポルシェ公式も激怒しそう?!ポルシェ・チャイナがあまりにシュール&おふざけ過ぎる911(996世代)と白鳥をコラボしたアートカーを公開
何とポルシェチャイナ生誕20周年を記念した特別アートカーが”コレ”になるとは…
ポルシェは2021年11月2日に、2021年1月~9月期決算を発表し、売上高231億ユーロ(日本円換算で約3兆585億円)であることを明らかにし、営業利益+78%増で好調であることをアピール。
さらに市場別実績においては、世界最大市場ともいわれる中国で69,789台を販売し、前年同期比+11%増と高水準をキープしています。
そんな世界最大市場ともいわれる中国において、ポルシェ本社が激怒するやもしれない”とんでもアートカー”を公開し物議を醸しています。
一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。
まさかの911と白鳥がコラボした911スワンアートカー
こちらが今回、ポルシェチャイナの生誕20周年を記念したスペシャルアートカー。
海外アーティストであるChris Labrooy氏によってデザインされた、3Dポルシェスワンアートカーで、996世代の911をベースに、何とフロントウィンドウを取っ払って車内から白鳥の顔と首を通すことで、911の車体を白鳥のボディに見立てた何ともシュールすぎる一台。
もちろんこのアートカーはそれだけにとどまらず、フロントからリヤにかけて白鳥の羽をイメージした浮き輪を装着するため、ボディを加工してプラスチックフェンダーを大胆に装着。
ポルシェチャイナが初めて販売した911に敬意を表したアートカー
もはやここまで来ると”アートカー”というよりも魔改造モデルに匹敵するレベルだと思いますが、ポルシェチャイナとしては、中国市場で一番最初に販売した911(996世代)に敬意を表するためにこのモデルを採用したとのことですが、反対にポルシェ公式からお叱りを受けるやもしれない一台となるかもしれません。
サイドビューから見てもシュールの一言。
ポルシェの特徴の一つでもあるダックテールスポイラーは、アヒルの尻尾のような形状に似ていることからその名が付いていますが、まさにダックテールに見立てた独特のスポイラーが、空力以外にこのような形で流用されるのはある意味初めてかも?
それにしても、こうしても見ると巨大な白鳥が誤ってポルシェ911に入り込んでしまったかのような見た目になっているのもユニーク。
まさか浮いて泳げるとは…
マジかよ…浮いちゃうのかよ…!
ここまで来るとポルシェ公式も怒る気力が無くなりそうなほど…ちょっと実車を見たくなるような不思議な魅力がありますね。
ちなみにこのモデルをデザインしたChris Labrooy氏は、スコットランドを拠点とし、王立芸術大学を卒業した優等生で、これまでファッションレーベルから航空会社に至るまで様々なポスターなどを手掛け、広告、社説、出版のためにヨーロッパとアメリカを行き来するほどの人気アーティスト。
そして同氏は、何とポルシェ718ケイマンGTS(Porsche Cayman 718 GTS)を所有するほどにポルシェ好きで、今回のアートカーに携われたことに誇りを持っているそうです。
デザイナーのアート作品も購入可能で、ポルシェと白鳥のコラボ作品も販売中!
なお今回公開された白鳥と911のアートカーは非売品のため販売されませんが、彼が描いたアート作品は専用ウェブサイトを通して購入することが可能(販売ページはコチラ)。
価格帯としては以下の通りとなっています。
◇A0サイズ(46.8×33.1インチ)・・・500ポンド(日本円換算で約7.6万円)
◇A1サイズ(33.1×23.4インチ)・・・250ポンド(日本円換算で約3.8万円)
◇A2サイズ(23.4×16.5インチ)・・・130ポンド(日本円換算で約2.0万円)
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