メルセデスAMG A35が北米市場で販売終了へ…一体なぜ?フルモデルチェンジ版・マセラティ新型グラントゥーリズモの開発車両をスパイショット!ピュアEVとの噂だが”あのパーツ”が付いている?

AMG A35はAMGラインナップで最も安価に購入できるハイパフォーマンスモデルだが…

メルセデスベンツのハイパフォーマンスブランドAMGより、エントリーグレードでありながらもパワフルな走りを提供するAMG A35が、北米市場のラインナップから除外されることがあきらかとなりました。

これはメルセデスベンツの広報担当であるアシュリー・ギラム氏が、海外カーメディアCARBUZZのインタビューにて回答した際に明らかになったことですが、同氏によれば「A35の2022年モデルについては、北米市場では販売されないだろう」と語り、既にメルセデスベンツの公式オンラインコンフィギュレーターにも掲載されていません。

なお、AMG A35が販売終了となる理由については明らかになっていませんが、今後北米市場ではスタンダードなAクラスセダン(Mercedes-Benz A-Class Sedan)のみがラインナップされるそうです。


AMG CLA35とカブってる可能性も?

こちらが今回、販売終了と報道されているAMG A35のエクステリア。

パワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力302hp/最大トルク400Nmを発揮するハイパフォーマンスモデルで、トランスミッションは7速DCTのみ、駆動方式は四輪駆動(AWD)、0-96km/hの加速時間は4.6秒となっています。

ちなみにこういった4ドアタイプのコンパクトモデルで、低排気量ながらもパワフルなスペックを持つモデルとしてはAMG CLA35が存在し、もしかすると「A35とCLA35が製品の類似性がある(カブッている?) 」ことから、敢えてA35をラインナップから除外したのかも?という噂もあるようです。

ちなみに北米市場にてラインナップされているメルセデスのエントリーモデルといえばA220ですが、こちらも排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載しながら、排気量188hp/最大トルク300Nmと控え目なパワーではありながらも、街乗りや高速道路での利用としては十分。

トランスミッションは7速DCTのみ、駆動方式は前輪駆動(FWD)ですが、A220 4Maticを選択すれば四輪駆動(AWD)に設定されます。

なお2021年11月には、欧州の公道にてマイナーチェンジ版・新型AMG A35ハッチバックと思われる開発車両がスパイショットされていましたが、変更内容としては極めて微小で、フロントバンパーやグリルデザイン、ヘッドライトが若干変更されるぐらい。

パワートレインなどの見直しは無いと思われますが、今のところ欧州市場を中心に2022年以降に導入されるのではないかと予想されます。

フルモデルチェンジ版・マセラティ新型グラントゥーリズモの開発車両がスパイショットされるも、なぜかあのパーツが装備されている?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!