有名ラッパーのブガッティ・シロンが競売へ!内外装全て真っ白…「ホイール代だけでトヨタ新型GRスープラ RZ購入可」「オプション総額は日産GT-R R35並み」だが、シロンの総額オプション平均はいくら?

これまた凄い特徴的なオプションがオークションにて出品へ

ブガッティが世界限定500台のみ販売したシロン(Bugatti Chiron)。

既に500台全て完売したものの、先日ドイツからアメリカに高級車を運んでいた貨物船ファシリティエースが沈没し、ブガッティ・シロンが3台も積まれていたことが明らかになったため、オーナーのキャンセルが無ければ追加生産する可能性が高いと報道されています。

シロンの車両本体価格だけで約3億円、オプション価格なども含めると3.5億円~4億円程と言われていますが、今回競売にて出品されるモデルは、有名ラッパーのポスト・マローン氏が所有していたオールホワイトのシロンとのこと。

早速どのような仕様なのか?チェックしていきましょう。


とにかく全てにおいて真っ白なシロン

こちらが今回、duPont REGISTRY DAILYにて出品されるシロン。

Cラインピラーを境に、フロント・リヤでボディカラーが異なるデュアルトーンが有名なシロンですが、ポスト・マローン氏はオールホワイトに拘ったそうで、おそらくこれまで登場してきたシロンの中で「最も白いシロン」ではないかと考えられます。

ちなみに走行距離は僅か600マイル(965km)とほとんど走られておらず、2019年~2022年の所有期間で考えると年間300km程度といったところでしょうか。

ボディカラー代だけで車1台購入できそうだ

ちなみにボディカラーはグレイシアホワイトのモノトーンタイプで、オプション費用は不明ながらも数百万円クラスになることは確実。

前回のブログにてご紹介した、ブルーロイヤル&カーボン&シルバーのように日本円で約2,600万円相当になることは無さそうですが、車1台~2台ぐらいは購入できるのではないかと思います。

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ホイール代だけで約740万円…3リッター直6のGRスープラが購入できるぞ

この他のオプション内容を見ていくと、足もとの鍛造アルミホイールが何とも特殊で、どうやらCaractere Wheelsと呼ばれる特別オプションが設定され、そのオプション費用は64,000ドル(日本円に換算して約740万円)と、トヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)の上位グレードRZが購入できるレベル。

そしてブレーキキャリパーはブラックにペイントされていますが、このブレーキキャリパーだけでも6,400ドル(日本円に換算して約74万円)と、とにかく一つ一つが高額。

もう一つ注目すべきは、このフロントマスクの馬蹄型グリル周りなどに採用されているシルバーメッシュですが、実はこれもオプションが費用が発生していて、その費用が38,200ドル(日本円に換算して約442万円)。

これまたセダンクラスやミドルサイズSUVが購入できる金額ですが、ブガッティのオプションではスタンダードなレベルなのかもしれません。

内装もとにかく真っ白!これはメンテナンス・維持が大変だ…

内装もかなり強烈なオールホワイト。

カーボンブラックを一切使用せず、シートやステアリングホイール、ダッシュボード、インパネ周りにはホワイトレザートリムを採用し、それ以外のオーナメントパネル系にはアルミニウムを使用しています。

ちなみに内装にかけられたオプション費用は以下の通り。

◇コンフォートシート(ホワイトレザー):32,000ドル(日本円に換算して約370万円)

◇センターコンソールインレイアルミニウム:10,900ドル(日本円に換算して約126万円)

驚くほどにオールホワイトのシロンですが、おそらく手入れは相当に苦労するものと予想され、それこそ定期的なシート&トリムメンテナンスを施さないと、黄ばんだり色移りしなどですぐに汚れが目立ってしまうため、ある意味最も維持が難しいカラーではないかと思います。

オプション総額は日産GT-R R35が購入できるレベル

なおこのシロンのオプション総額は151,500ドル(日本円に換算して約1,750万円)相当で、日産GT-R R35が購入できるほどに超高額。

つまり、新車での乗り出し価格にして約3,000,000ドル(日本円に換算して約3.5億円)とのことから、予想落札価格も乗り出しに近い価格帯になるのではないかと予想されます。

ブガッティ・シロンをオーダーした人の平均オプション総額はいくら?日本に納車されているシロンはもっと高額?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!