えっ、ランボルギーニ本社からフェラーリ新型SF90ストラダーレ?ランボが購入→次期モデルの開発に向けて何かヒントを得るためのようだ【動画有】

ランボルギーニ本社にフェラーリモデルが出入りするのは違和感しかない

主にスーパーカー系のスパイショット動画を公開しているYouTuberのVarryxチャンネルが、イタリア・サンターガタボロニェーゼにあるランボルギーニ本社にて、ちょっと珍しい開発車両?を撮影した模様。

そのスパイショット動画には、ランボルギーニ本社を出入りするフェラーリ初のカタログモデル&V8リヤミドシップ+プラグインハイブリッド(PHEV)ハイパーカーの新型SF90ストラダーレ(Ferrari New SF90 Stradale)の姿が。

一体なぜランボルギーニ本社にフェラーリモデルが出入りしているのか?早速チェックしていきましょう。


ランボルギーニが購入し、リバースエンジニアリング用として活用している可能性が高そう

こちらが今回、ランボルギーニ本社を出入りしていたフェラーリ新型SF90ストラダーレ。

SF90ストラダーレのパワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンをリヤミドシップに搭載し、電気モーターやバッテリーなどを組合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)が採用され、システム最高出力1,000psを発揮します。

カタログモデルでありながらも、車両本体価格は5,000万円以上、メーカーオプションの組み合わせ次第では8,000万円~9,000万円にも上るスペシャルなカタログモデルとなりますが、フェラーリのカタログモデルでランボルギーニの超限定モデルとなる新型カウンタックLPI 800-4(Lamborghini New Countach)や新型シアン(Sian)といったマイルドハイブリッドモデルよりも圧倒的なパワーを誇ります。

こうしたフェラーリの高い技術力を評価しているランボルギーニですが、おそらくSF90ストラダーレの技術解析などを行うために、1台リバースエンジニアリング用として購入したのだと思われますが、まさかここまでカモフラージュラッピングで偽装せずに「感電注意」の警告ステッカーだけに留めてくるとは…

もしかすると、ランボルギーニサイドも、こうしてスパイショットされること想定し「ランボルギーニがSF90ストラダーレ以上のハイパフォーマンスモデルの市販化に向けて開発を進めている」ことをアピールしているのかもしれません。

ランボルギーニの次期モデルのベンチマークとなることは間違いなさそうだ

なおランボルギーニが、フェラーリのラインナップモデルを購入→公道評価しているという動画は見たことがありませんが、今回のSF90ストラダーレをランボルギーニ次期EVモデルのためのベンチマークにするものと予想されますが、現時点でアヴェンタドールの後継となるのか、ウラカンの後継となるのか、はたまたウルスの後継となるのかは不明。

ちなみにこのSF90ストラダーレですが、ボディカラーはシンプルなロッソコルサだと思われ、オプションにアセットフィオラノ・パッケージを装着しているんですね。

このオプションだけで1,000万円近くの追加費用が発生し、おまけにフロントリフター機能が設定されないため、実用面では結構マイナスとなるところも多め(その分トータルパフォーマンスは大幅に向上)。

ランボルギーニは、既にプラグインハイブリッド(PHEV)やピュアEVの開発を進めていて、ピュアEV以外は2024年までにデビュー予定、そして2028年までにはピュアEVスーパーカー/ハイパーカーもデビュー予定となっています。

SF90ストラダーレとすれ違ったのは?

ランボルギーニ本社にて、SF90ストラダーレとウラカンがすれ違うシーン。

何とも違和感だらけですが、よ~く見てみるとオレンジのウラカンも不思議なパーツがいくつか装備されていて、巨大な固定式リヤウィングやルーフスクープらしきエアロパーツ、そしてマフラーはセンターよりのデュアルエキゾーストパイプであることから、おそらくはウラカンSTOの出荷前評価の可能性が高そうです。

【Why is Lamborghini Secretly Testing This FERRARI? 】

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