2017年モデル:「フォードGT」には5つのドライブモードが装備。その内の一つはトップスピードまで到達可能な「V-MAXモード」

2020-05-27

アメリカのフォード社が販売する2017年モデル・「フォードGT」に、合計5つの走行モードが存在することが判明。
そのうちの2つは限られた条件のなかで使用できるモードとなっており、そのシーンに合わせた走行を忠実に再現させてくれるのだとか。


ちなみに、走行モードとしては「Wet」「Normal」「Sport」「Track」「V-Max」の全5種類が存在し、その中でも「V-Max」モードは「フォードGT」を最高速度にまで到達することができる唯一のモードであるとのこと。
ただし、このモードに切り替えるためには、車両を停止させた状態で「P・パーキング」ギヤを選択し、そこからまずは「Track」モードを選択。
つまりは、「V-Max」モードに切り替えるには、事前に「Track」モードにした状態で走行し、その後ある程度スピードが乗った状態で切り替える必要があるということですね。

ちなみに、「V-Max」モードは、空力抵抗を極限まで小さくするためにリヤウィングを可変にし、高速走行時のクラッシュを防ぐための安定制御システムが構築されているとのこと。
「Track」モードは、フロントエアインテークをクローズにし、リヤウィングをある領域まで可変にして、安定性とトラクションコントロールをアクティブする機能があるとのこと。

なお、いずれの走行モードを選択していても、サスペンションの剛性やスロットルキャリブレーション、トランスミッションコントロール、車高等の設定が変更されるため、ある意味レーシング仕様に近いコンディションになると考えられますね(その他の「Wet」「Normal」「Sport」はアクセルレスポンスや路面の状態に合わせて最適な走行を実現するモードとなります)。