(2023年)フルモデルチェンジ版・ポルシェ新型911GT3RS(992世代)が発表前に完全リーク!史上最大のリヤウィングを搭載し、フロントには可変式フラップを搭載か

遂に新型911GT3RSが発表前に完全リーク!

中央ヨーロッパ夏時間の2022年8月17日5時頃(日本時間では2022年8月18日の午前0時)に公開予定となっている、フルモデルチェンジ版・ポルシェ新型911GT3RS(Porsche 911 GT3 RS, 992世代)ですが、遂にこのモデルが発表前に完全リークされました。

既にインスタグラム等のSNSにてリークされている新型911GT3RSですが、本モデル史上最も過激でパワフル、そしてドイツ・ニュルブルクリンクサーキット・ノルドシュライフェにてラップタイムを更新できるであろうパフォーマンスを持つ究極の一台として期待されています。

日本国内では、未だ具体的なスペック情報や価格帯などは公表されていないものの、既に先行仮予約は受け付けている状態で、私がお世話になっているポルシェディーラーでも20台以上の予約が入っているとのこと。

しかも新型911GT3RSを購入するための厳しい条件などは特になく、まさに早い者勝ちの先着順となっているとのことで、いつ頃納車されるかはわからないものの、本当に欲しいユーザーのもとへ納車されることを考えると、非常に魅力的な一台ではないかと思います。


リークされた新型911GT3RSを見ていこう

早速完全リークされた新型911GT3RSを見ていきましょう。

まずはリヤクォータービュー。

911GT3RS史上最も背高く巨大なリヤウィングと云われ、超絶ワイドなリヤクォーターパネル、アグレッシブで冷却ベントを備えたハードコアなホイールアーチなど、その一つ一つがレーシングモデル要素満載で、「本当にこの姿で公道を走って大丈夫なの?」と心配になるほどの過激スタイル。

センター直結式の一文字テールランプは992世代から受け継がれているデザインで、リヤマフラーはセンター2本出しと非常にシンプル、そしてリヤディフューザーも設けられていますが、恐らくオプションもしくは標準装備にてカーボン製ディフューザーがインストールされるのではないかと予想されます。

ホイールは996.2や997.2世代のキャンディレッドホイールを彷彿とさせるセンターロック式

足もとを見ていくと、5穴式ではなくセンターロック式の極細マルチスポーク鍛造アルミホイールが装着され、しかもホイールデザインは何とも過激なキャンディレッド風。

おそらく2003年の911GT3RS(996.2)や、2010年の911GT3RS(997.2)のホワイトとレッドの配色に仕上げらたホイールからのインスパイアだと考えられます。

ブレーキローターもドリルドタイプのカーボンセラミックブレーキのようにも見えますが、ブレーキキャリパーはブラックに塗装されていますね(PCCBだとイエローキャリパーのイメージが強いですが…)。

そしてタイヤ銘柄は、ミシュラン製パイロットスポーツカップ2(MICHELIN PILOT SPORT CUP 2)が装着され、タイヤサイズもフロントだけですが275/35 ZR20インチと極太で低扁平。

巨大リヤウィングも角度調整可能な本気仕様

そして新型911GT3RSの大きな特徴ともいえるスワンネックリヤウィングですが、これまで登場してきたロードゴーイングモデルのなかでもトップクラスの大きさと過激さ、そして強力なダウンフォースを発生することが期待されます。

またリヤウィングの角度調整が可能であることから、ポルシェが本格的にサーキット走行においてラップタイム最速を狙っていることがわかりますし、益々ニュルラップタイムが気になるところですね。

2ページ目:ポルシェ新型911GT3RSのフロントマスクやインテリアもリーク!