【価格は日本円で約68万円から】えっ、これがアルト?スズキがインド市場向けにフルモデルチェンジ版・新型アルトK10を発売!モダンなデザインで日本仕様とは全くの別物に

インド市場向けに発売されたのは1.0リッターエンジン搭載のコンパクトモデル

日本仕様のスズキ・アルト(Suzuki ALTO)といえば、2021年12月に9代目としてフルモデルチェンジを行ったばかりですが、今回インド市場向けとしてラインナップされているアルトK10が新たにフルモデルチェンジ版として販売されています。

今回発売されている都市型コンパクトカーの新型アルトK10は、新興国向けとしてラインナップされている800ccエンジン搭載のアルト800よりも上位モデルで、更に同国にて販売されているワゴンRやセレリオ、イグニス、スイフト、バレーノといったコンパクトカーより低予算で購入できるお得なモデル。

先述にもある通り、日本仕様のように軽自動車規格としてラインナップされているのではなく、1.0リッターエンジンを搭載するコンパクトカーとしてラインナップされる魅力的な一台となっています。


モダンな雰囲気を持たせた新型アルトK10のフロントマスク

こちらが今回公開された新型アルトK10のエクステリアデザイン。

第3世代となる新型アルトK10のボディサイズは、全長3,530mm×全幅1,490mm×全高1,520mm、ホイールベース2,380mmと非常にコンパクトで、先代(2代目)のボディサイズよりも全長-15mm/全幅±0mm/全高+45mm/ホイールベース+20mm変化しているんですね。

よりコンパクトなアルト800よりも全長+85mm延伸され、セレリオよりも-165mm短くなっています。

フロントマスクのデザインは、よりモダンな雰囲気を採用しつつ、滑らかながらも大口タイプのフロントグリルを採用することで少しアグレッシブに。

装備内容もシンプルで、最小限の予算で購入するには十分な一台

真正面から見てみるとこんな感じ。

フロントバンパーと大口のハニカムグリルとの段差をほぼ無くすことで、シームレスでスッキリとした印象に。

ヘッドライトはハロゲン仕様で、グレードによってLEDに変更されるということは無さそうですが、全体的にマイルドな顔つきですし、安価な価格帯で購入したいという方にはおススメなのかもしれません。

こちらはリヤクォータービュー。

テールレンズはスクエアと丸形を組み合わせたような独特の形状で、リヤテールゲートはコンパクト。

足もとには13インチのコンパクトな樹脂ホイールキャップ付きスチールホイールを標準装備しますが、メーカーオプションにてアルミホイールを準備しているかは不明。

ボディカラーは全6色、更に2種類のテーマを持ったカスタムモデルも登場

そしてボディカラーについては、今回公開されたイメージカラーのズリングレッドを含む、スピーディブルーやアースゴールドの3色を新色としてラインナップし、合計6色のモノトーンを展開するとのこと。

そしてスズキは、今回のモデルをベースに、「Impacto」と「Glinto」2種類をテーマにしたアクセサリーオプションを展開しています。

Impacto:若々しい精神を称えるために作られたアクセサリーパッケージ。このパッケージは、アクセントでスポーティな要素を強調することに重点を置いています。このパッケージの主要なアクセサリーは、フロントとリアのスキッドプレート(カラー アクセント、ホイールアーチクラッディング、ボディサイドモールディング・ブラック、ドアバイザー・スモークグレー、ORVMカバーなど)です。

Glinto:アクセサリーパッケージは、プレミアムな外観を作成するためのきらめきとグラマーがすべてです。このパッケージは、クロム要素でプレミアムな印象を作成することに重点を置いています。このパッケージの主な付属品は、フロントグリルガーニッシュ、ヘッドランプガーニッシュ、テールランプガーニッシュ、ドアバイザー・ガーニッシュインサートなどです。

2ページ目:インテリアも低予算に合わせたシンプルな内容に…そして気になるグレード別価格帯は?