(2023年)フルモデルチェンジ版・BMW新型M2が発表前に完全リーク!フロント・リヤ共に角ばった印象で、キドニーグリルは意外とシャープでコンパクト

BMWの新車・新型車は発表直前にリークされるケースが常だが、今回は2週間近く早くリークされた模様

BMWのハイパフォーマンス&エントリースポーツクーペのM2が、待望のフルモデルチェンジ版として新しく発表される予定ですが、今回発表前に早くもエクステリアデザインが完全リークされています。

2022年10月11日(おそらく現地時間)に発表予定となっている新型M2ですが、コードネームはG87の2代目で、エクステリアデザインもこれまでスパイショットされてきた開発車両やティーザー画像のイメージそのままといったところ。

近年のBMWのラインナップモデルは、純ガソリンエンジンやハイブリッドモデル、ピュアEVモデルで巨大キドニーグリルが採用されるケースが多く、ユーザーからの賛否は大きく分かれているものの、今回リークされた新型M2クーペはかなりシャープでスタイリッシュ。

それでいて極端に角ばったバンパーパネルが印象的な一台なのですが、一体どのようなエクステリアに仕上げられたのか、早速チェックしていきましょう。


Mモデルといえど控え目で懐かしみも感じられるキドニーグリル

こちらが今回リークされた新型M2のフロントマスク。

顔つきとしてはM240i xDriveに近いところで、近年のBMWではかなり珍しいコンパクトでシャープなキドニーグリルを採用しています。

縦長の巨大キドニーグリルに見慣れているせいか、水平基調のコンパクトなキドニーグリルはちょっと違和感はあるものの、それに合わせる形でエアインテークやフロントロアグリル、そしてヘッドライト意匠なども水平基調で角ばった印象を受けますね。

新型M2にはxDriveが採用される?

ちなみに今回のエクステリアがリークされる以前、新型M2に関する技術文書が漏洩したとのことですが、その中身には駆動方式が後輪駆動(FR)ではなく、まさかの四輪駆動(xDrive)が搭載されるというもの。

つまり、BMWのハイパフォーマンスモデルでありながら、xDriveも搭載するとなると新型M4との差別化やM4の優位性がほとんどなくなってしまうことになるのですが、その技術文書にはxDriveであれば最大トルク1,300Nmまで許容されると具体的な情報が記載。

あとは、新型M2の最大のセールスポイントがエントリーモデルならではの価格帯だと思われますが、現時点で具体的な車両本体価格などは明らかになっていないものの、現行モデルのM2で909万円(税込み)~1,285万円(税込み)ですから、どんなに高額でも1,400万円以内に抑えてくる可能性が高そう。

そうなってくると、現行M4クーペの1,354万円~1,407万円の価格帯にカブって来るので、「結局M2とM4の差別化ってどうなるん?」と思うのが正直なところです。

新型M2には5種類のドライブモードが設定される模様

なお新型M2 xDriveには、全5種類のドライブモードが準備される予定とのことですが、あらゆる状況下において、予測可能な挙動を示すための駆動配分になるとも云われているため、走りの面においてはM4のような卓越したトラクションと更なるドライビングダイナミクスの向上が期待できそうです。

2ページ目:新型M2の一番の特徴は”角ばった”リヤバンパー形状?